玉ネギの定植


早朝、小雨が降っていた。
畑に行くのはまだ早い。
前日伏せ込みの室から取り出した、たけのこ芋を広げて乾かすことにした。


伏せ込みすることにより、緑色の茎が芋化し、大きな芋になっている。
芋の先端からは新しい芽が出ていた。
画像の緑色のがそれだ。
と、言うことは、その新芽のした約10センチが芋化したと思われる。

乾いたら、ひげ根を取り、乾いた布でふいて、綺麗なタケノコの模様を出したい。

空は曇っているが、畑に向かった。

今日の予定は玉ネギの苗の定植だ。



第2畑に小屋でいつもの腰ベルトを装着した。
腰ベルトにはハサミが2丁、カッターナイフ、そして草刈り鎌が差し込まれている。
これがないと、作業がはかどらない。
小屋横にごちゃ混ぜにし蒔いた種はもう、こんなにも大きく育っていた。
そろそろ収穫して食べないと・・虫さんの餌になってしまいそう。



第1畑。
ここに、玉ネギの苗を植える。




まず、最初に植えたのは、農業の店から買ってきた、300の苗。
大きすぎて約三分の一をカットした。
穴開きマルチに丁寧に植えた。


私が蒔いた玉ネギの苗はこんなにも小さい。
10センチにも満たないものが多い。
それでも植える。
何度もやっているが、そんな苗でも育ち、収穫できるものだ。


手前の畝は「アトン」、アトンは早生種、めちゃ大きくなります。
しかし、6月に収穫し、10月末ごろまでに食べないとだめです。腐ってくるのが少し早い種です。

その右は「ネオアース」、ネオアースは中晩生、球は小ぶりだが、6月に収穫して翌年の3月ごろまで腐りが少ない。

こんな小さな「ネオアース」の苗も植えた。
植えるところがあるなら、植えよう。
と、言うのが私流。

足が痙攣するぐらい、頑張った。
約650株の玉ネギの苗植えも終わった。

収穫して帰ることにした。


ブロッコリーがこんなにも大きくなっていた。


一度には食べられないので、3分の一ほど収穫した。
虫食いも無く、今年は本当に出来がいい。
毎年夜盗虫やらに悩まされるが・・、なんで今年は無いのか、よく検討する必要がある。
そして、来年も出てきた答えを、実践したい。



ブロッコリー以外に、白菜、キャベツ、コマツナ、京水菜等々を収穫した。

やっと、今年の農作業の一大イベントが終わった。

後は、収穫するのみだ。


玉ネギの手入れはあまり必要ない。
来年の一月中旬から2~3回に分けて追肥をする。
止め肥は3月上旬。
これ以上肥料をやると、腐りが早くなる。
日の出が早くなるころから、球の肥大が始まる。
水不足が球の肥大に影響するので、水やりにきをつける必要がある。
それと、小さな苗の時は雑草に負けるので、除草も1回はやっている。



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