読書:ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか


著者:熊谷 徹

何故、休暇が取れないのか

この疑問を少しでも解決できるかも

と、読んでみた。

今日昼過ぎ読了。

私の結論は

日本で有給消化率をドイツ並みにするためには

①法律で強制的に定める

これしかないのかもしれない。

出来ない理由は

ドイツとの国民性が違う。
人生で一番大切なものは休暇と考える国民性。
土日店のシャッターが閉まるなんて日本では考えられない。
商店で働く人も休暇が必要という考えらしい。
そして、休暇の完全消化を強制する会社の上司。
日本では休暇を申請すると、何の用事があるのかと。

しかし、ドイツの仕事の効率はいいらしい。

以前テレビでドイツや北欧の働く職場の長期休暇の取材を見たことがある。
一人の人が2週間休んでも、その人が担当している仕事が回っていく仕組みがあった。
休んでいる彼がいないので分からないと顧客に言えない仕組みがあった。

日本でもできるはず。

今年4月から年間5日間の有給休暇を義務付けた法律がスタートした。
ドイツは30日、日本は5日。
この日にちの差はあっても、まずは法律で規制がかかったことが意義があることだと思う。
そして今まで罰則規定に関してはうやむやになっていたことがはっきりと罰則規定も書いてあった。

②仕事は仕事、人生は仕事だけではない

どうも遠慮するのが日本の雰囲気になっているみたいだ。
上司が残っているので、先に帰れない。
仕事をふりして、PCを見ている。
昼間に出来るのに、これは夜やろうと仕事を後回しにする。

何のために仕事をしているのか

より豊かな人生をおくるためだろう。

家族と会話し、
旅行をし、
気の合う仲間と酒を飲み、おしゃべりする。愚痴はだめよ。
趣味に没頭する。

私の場合、仕事のある日も仕事休みの日も・・

農業に汗を流し、いい野菜を作り、周りの人に喜んでいただくことが喜び。
本を読み、あ~そうだったんだ!と、知らないことを知った時の喜び。
夕方に三線を弾き、薄めの焼酎を飲む、喜び。
英語の勉強をし、今日も先生からよくやったと褒められる、喜び。この年になってもうれしい。
ブログもボケ防止で継続しないと。
家族とネプリーグのクイズ対決をしている時、脳が一段と活性化する。
分からないことが分かり、また意欲がわいてくる喜び。

いろいろある。

もっと時間がほしい。

そして、いろいろしながら、好きな旅行もしたい。

この年になると、休暇がほしければ、だったら辞めれば・・と、言うアドバイスをする人がいる。

止められたらいいがお金も欲しい。
生きるために、よりよい老後を送るためにも、元気で働けるなら働きたい。
毎月休暇を申請すると、たぶん、本気でやめたらと言ってくるだろうな。
これが今の日本かもしれない。
ぼちぼちやるしかないかも。


今日の自分

①反省:ブログの読書感想が愚痴になってしまったこと。

②良かったこと:一冊読了したこと。月8冊読了の目標まで後、2冊。
知り合いと帰りの電車一緒になって、おしゃべりを楽しんだこと。
仕事が8年ぶりに早く終わって、たまっていた番組を5つ見れたこと。

③次やること:今日の目標を達成すること。
Duolingo最低30XP、時間を忘れるほど面白い雑学の本読了すること。


明日も楽しい1日でありますように。






コメント