「幻庵上巻」を読み終えた。
幻庵は百田尚樹さんの小説です。
江戸時代の囲碁を職業とする方々の物語。
江戸時代は265年間続いた。
始まりは1603年。
終わりは1868年。
この物語の主人公は1804年9月に登場する。
7歳だった。
明治元年まで64年を残す本当に江戸の末期の頃だ。
私は囲碁をしたことはたった3度しかない。
一応、本を読みどんなゲームなのかは理解したつもりだった。
18歳で大阪に出てきたときに、たまたま囲碁盤があったので
私より少し兄貴の方と打ってみた。
全く歯が立たず、それ以来囲碁はやっていない。
そんな、囲碁を知らない私でもこの小説「幻庵」は面白い。
百田尚樹さんの出ているユーチューブなどを見ると、あまり話し上手ではないといつも思う。
しかし、小説は別だ。
本当に引き込まれる文章を書く。
周りがどんなにうるさくても、小説を読んでいると、その本の中に入り込める文章力がある。
今日から「幻庵」下巻を読んでいる。
どんな結末になるか最後のページを見たいが、それを我慢して読むのもまた楽しみだ。
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