毎月3曲を完全に覚える:BEGIN『昔美しゃ今美しゃ』覚えた! いい歌です


5月30日から練習を開始した。

BEGINの『昔美しゃ 今美しゃ』

今日6月3日覚えた。

なんとITunesのデーターを見ると

今日までに178回聞いていた。

しかし、これまで一番多い『オジー自慢のオリオンビール』454回の半分にも満たない。

私にとって早い方だ。



←私の生まれ故郷沖縄東村平良の海岸。

数年前に家族で帰った時に見たこの浜を思い出しながら練習した。

BEGINの歌詞を紹介します。
いい歌です。




昔美しゃ 今美しゃ

作詞 作曲 唄 BEGIN


昔オジーがよ サバニにゆられてよ
渡るこの海の 海の美(かい)しゃよ

昔オバーがよ パインの畑をよ
歩く姿のよ 姿の美(かい)しゃよ

ゆらゆらと白い波が 遠くに消えたよ
オジーとオバーのよ 景色も消えたよ

昔オトーがよ 鳴らした三線と
唄った島唄の 唄の美(かい)しゃよ


昔オカーがよ 紡いだ糸でよ
織った上布のよ 上布の美(かい)しゃよ

夜(よる)が更け 祭りのあとが かすかに残るよ
上布も島唄も かすかに残るよ

昔の美(かい)しゃや 忘れてゆくけれど
忘んな(わしんな)心(くくる)ぬ 心(くくる)の美(かい)しゃよ

昔ぬ美(かい)しゃや 今も美(かい)しゃよ
共(とぅむ)に語らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ
共(とぅむ)に渡らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ



家族の愛をうたった歌だと思う。

私は沖縄東村平良で生まれ小学校1年の夏休み前まで過ごした。
私の母の兄おじさんが海人だった。
大宜味村で漁をしていた。
幼いころ何度も行ったことがある。
冬、北(にし)の風が吹く頃西海岸にある大宜味村は殆ど荒れ漁が出来ない日が多い。
おじさんはサバ二を東村の平良まで運んで泊まり込みで漁をしていたのを思い出す。

おじさんが泊まっていた親戚の家は砂に飲み込まれたのか中学校ぐらいに訪ねるともう無かった。


←大宜味村の海岸。


『昔美しゃ 今美しゃ』の歌詞の中で
一番感動するのは・・・


昔ぬ美(かい)しゃや 今も美(かい)しゃよ


共(とぅむ)に語らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ
共(とぅむ)に渡らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ

この歌詞の所に来る度に涙がにじんで仕方がない。

50回以上唄ってもまだジーンときてしまう。

昔昔子供の頃の記憶が懐かしく想いだされる。
おじさん、おばさん、おばーとユンタクしたことが。
本当に今の私の心の財産になっている。

今、子供と嫁さんと沖縄の兄弟と年老いた母親と関東にいる早世した弟の家族とそして親戚、友達と・・・

共(とぅむ)に語らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ

の気持ちがいっぱいだ。

そして
共(とぅむ)に渡らな 浮世(うきゆ)の美(かい)しゃよ

の気持ちがいっぱいだ。

いっぱいユンタクしていっぱい同じ時間を共有したい。

仲良く楽しい時間を見ている若い方達がいっぱい思い出を作れるように。

私が亡くなっても懐かしく昔の美しゃを思い出せるように。



さあ、次は何を覚えて楽しもうか。




いつも訪問いただきありがとうございます。






コメント

Unknown さんの投稿…
はじめまして。僕も同じです。この歌聴くたびに涙にじみますね。これから三線勉強します。昔美しゃ今美しゃ、弾き語りできるのが目標てす。おとん、おかんに聴いて貰いたいです。