2012年2月25日土曜日

日経新聞:私の履歴書・・佐久間良子 息子さんが書いた『相田みつを』こんな顔で

昼休みに、休憩室でいつものように新聞を読んだ。

まず最初に読むのは日経新聞。

私はいつも一面から読む・・そして最後に『私の履歴書』を読んで終わりだ。


今日冒頭から目頭が熱くなってきた。

息子さんが小学校の授業で習った詩を書き写したボロボロの紙を見ている。

それは

『相田みつをの詩 こんな顔で』

この顔は悲しみに堪えた顔である
苦しみに堪えた顔である
人の世の様々な批判にじっと堪えた顔である
そしてひとことも弁解をしない顔である

息子よ こんな顔で 生きて欲しい

娘よ こんな顔の若者とめぐり逢って欲しい


自然と目頭が熱くなってきた。

30人以上いる中でハンカチで目頭を拭いた。

今日遠近両用の眼鏡を忘れて

ゆれてぼけている活字を読み進めた。


相田みつをさんの事は何も知らなかった。

この詩を全文読みたい思いが強くなってきた。

検索すると何度も見たことがあるあの字体の短い教訓の詩が現れた。

しかし、『こんな顔で』は見つからなかった。



自宅に戻ってテレビをつけると

NHKの『 のんびりゆったり 路線バスの旅「日本一細長い半島をゆく~愛媛・佐田岬半島~』。



後ろから、相方が

出演しているのは佐久間良子と平幹二郎さんの子供だよ。

たしか、平岳大≪(ひらたけひろ≫。



なんと、今日昼休みに日経新聞で読んだあの佐久間良子さんの小学校の息子さんだ。

こんなこともあるんだ。

なんとしても、相田みつをさんの『こんな顔で』を全文読まないと。


IQのバラエティ番組を見終えて
家族とのユンタクを中断し検索した。

拾数分検索しやっと見つけた。


全文を紹介します。


いまが大事(書)

「こんな顔で」
 山田寺の佛頭によせて

宮沢賢治の詩にある
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」
というのは
こんな顔の人をいうのだらうかーー


この顔は
かなしみに堪えた顔である
くるしみに堪えた顔である
人の世の様々な批判に
じっと堪えた顔である
そして
ひとことも弁解をしない顔である
なんにも言いわけをしない顔である
そしてまた
どんなにくるしくても
どんなにつらくても
決して弱音を吐かない顔である
絶対にぐちを言わない顔である


そのかわり
やらねばならぬことは
ただ黙ってやってゆく、という
固い意志の顔である
一番大事なものに
一番大事ないのちをかけてゆくーー
そういうキゼンとした顔である


この眼の深さを見るがいい
深い眼の底にある
さらに深い憂いを見るがいい
弁解や言いわけばかりしている人間には
この深い憂いはできない


息子よ
こんな顔で生きて欲しい
娘よ
こんな顔の若者と
めぐり逢ってほしい


(引用:相田みつお作品集①にんげんだもの(p34~35)文化出版局発行)





今も、読んで目から熱いものがこぼれてきます。

少しでもこのような人間に近づきたいですね。

生きていると色々なことがある。

じっと耐えることがどれほど辛いことか。
言いわけをせず黙っていることがどれほどしんどいか。
今、私は自分の置かれた環境に共通するものを感じて
本当に涙がこぼれます。



そして本当に思います。

息子がこんな顔になることを。

娘がこんな顔の若者を連れてくることを。


日経新聞さんの私の履歴書 佐久間良子に感謝です。

相田みつをさんの詩に感謝です。










6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

激しく同感です。私もこの詩を探していたらここにたどり着きました。ありがとうございました。

ふくー さんのコメント...

匿名さんこんばんわ。
昔昔よく言われました。自分の常識は他人の非常識。私は一言も弁解せず笑ってやり過ごす時の思いが救われました。

匿名 さんのコメント...

私も日経新聞を読んでいてこの詩を知りました。涙が止まりませんでした。
本当にこの詩に出会えて感謝する次第です。

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
私は60代の3児の父親です。
日経新聞のこの記事で初めて相田みつおさんの詩を知り感動し涙しました。
小学生でこの詩を書き記す感受性に驚いています。
平岳大さんの活躍を期待したいと思っています。
妻は以前から岳大さんの活躍を知っていて大ファンで応援しています。

ふくー さんのコメント...

匿名さん、こんばんわ。
私もこの記事を読んで、そして感動し日記に書きました。本当に感動を与えてくれた履歴書でした。

履歴書の書き方 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。