日本マクドナルド店長の残業代支払い命令

昨日１月２８日に東京地裁は日本マクドナルドに対して、埼玉県内の直営店店長に過去２年にさかのぼり未払い残業、休日出勤など約７５５万円を支払うように命じた。
紳士服のコナカの元店長が起こした裁判では会社側が約６００万円支払うことで和解した。

このブログを読んでいる方にも外食産業や、私が勤めていた家電販売店などの小売業にお勤めの方も多数おられると思います。
不満に思いながらも、辞めることができず、自分の人生のほとんどを会社に捧げている方が多いのではないか。

ある関西の家電量販店では基準監督署の指導を受けて、店長を除いてそれ以外は管理職から外した。
店長になりたくない人が続出するだろうな。
【しばらくすると店長も管理職から外すと報道があったりして・・・うふふ】
いままでもチーフになりたくない人が多かったのだから。
なぜなら平のすぐ上のチーフ職から管理職扱いで残業はつかず、朝の早くから閉店まで残業代なしで働かされる。月間の休日も一般職より少ない。
店長になっても一般職より給料が低い場合が多い。
なぜなら残業、休日出勤が全くつかないのだから。
金ではない、自分で大きな組織を動かして成果をあげるのだという使命感で働く。

店長職というのはすごい職です。
朝は店を開けるため一番に来て。
いろいろな早朝会議をこなし。
開店するとお客さまからのクレームなどは最終的に店長が応対し解決。
お客様の動きを常に気にし、売場のあそこが悪い、レイアウトを変更しよう。
あそこも、あそこも、あの販売員の動きが悪い、注意しないと・・。
時間帯の売り上げを常に把握し部下に発破をかけ。
売り上げの足りない日（これが多いが）は閉店時間を過ぎても店を開け続けようかと決断（笑い）を迫られる。やっとシャッターを下ろしたと思ったら残務整理ですぐには帰れない。
毎日家に着くころには午前様だ。
休日は週一回あればいいほうだ。
本部に送る報告書の多さにもまいる。



日本の店長さん。
会社のことだけを考えるのはもうやめにしたらどうですか。

サービス残業が無くなると会社の経営が苦しくなり
潰れてしまえば、職が無くなるのではないかと考えている人が多いのでは。
その考えでは職場は変わりません。

最後に会社の心配をするより
自分の心配をしましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

そろそろ会社に行きます。
今日も夜のシフトです。

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