サービス残業：和食のレストランカルラ 店長に残業代支払いへ

マクドの判決を受けセブンイレブンに続き外食産業にも波及してきた。

働いたらその対価に賃金をいただく。
今までその当たり前のことが当たり前でなかったことが問題だ。

過去からの慣習だから。
今まではそうやってきた。
文句のあるやつは辞めたらどうや。

会社を創業した人は偉い。
全てを自分の責任で自己の給料のことなど考えずに
事業を伸ばすことだけを考え、寝る時間を惜しんで
働いて、今の会社を大きくした。

その創業時代を見ているまわりの社員は当たり前の如く
働き、その考えを次に引き継いできた。

会社が大きくなり創業者とそのまわりの数人～数十人を除く
大多数の働く人が正当な対価を得ることなく
サービス残業をしてきたのが日本ではないかと私は思う。


【まるまつ】を運営するカルラは人事制度を見直す。
約140人の店長さんに残業代を支給する代わりに、店長手当を大幅に減らすそうだ。
その結果店長手当が付いていて、残業代の支給が無い時と
同じ時間だけ残業すれば制度変更後も前と同程度の給料になるそうな。

この業界のことは全く分からないが、店長て何だろうね。

手当を削減して残業代を支払う。
前と同程度の賃金に抑える。

せめて、少しぐらいあがるようにしてほしいよ。

●自分の持つ技術を惜しみなく部下に伝え、部下の技量をアップさせる。
●店のすべてのことに気を使い運営する。
●常に先を読み改善策を考え、行動する。
●どのようなクレームにも逃げることなく立ち向かい対処する。
●愛社精神を持っている。（愛社精神が無ければ店長は出来ません。）
一般の社員とはかけ離れた精神面の強さと体力、知力が無ければ
務まらない店長なのに。

新聞に店長へ残業代支払いへと出るのは正直に前向きに従業員の待遇を改善しようという
態度が見られるが、店長手当を大幅に減らし以前と同程度の給料とは。
あまり評判がよくなるとは思わないが。


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