思い出す若き頃：高石市羽衣公園

今朝、お気に入りのブログを開くと懐かしい景色があった。

たぶん、いや、間違いない。

私が成人式を迎えた羽衣公園だ。



懐かしい。

若き頃の思い出がよみがえってきた。

私は沖縄から出てきて、翌年には羽衣公園の南端にある会社の寮に入った。
寮に就職したわけでではない。
今は造船を生業にしていない会社だ。
当時は日本の造船会社の3本の指に入る会社だった。
南海線の石津川駅で降り、バスに乗り毎日通っていた。仕事は溶接だった。
朝、8時前から夕方4時過ぎまで昼休み45分をはさみ溶接をし続けた。仕事が終わり、夜学に通った。
夜、12時前に寮に帰ってきて、遅い夜食をとり、それから2時過ぎまで机に向かった。

テスト前には徹夜だった。
東の空が明けてくるとき、よく羽衣公園を散歩した。

西の方に見える大橋を鉛筆で写生をしたものが今も当時の日記にある。


ブログを初めて本当に良かった。

人生とは
頭の中にあると
いつも思っている。

記憶が無くなれば人生は終わりだ。
いつもは頭の片隅に追いやられ思い出すこともないが。
あー、ここだ、私が若き頃生きた場所だと、思いがけなく画像を見ると蘇ってくる記憶。

溶接に慣れない頃、アークの光で目を焼き、濡れタオルを目にきつく結び眠った日々。
朝、人気の無い、羽衣公園を散歩した日々、ヨットの練習をしている小舟が向かい風に向かってジグザグに走るのを見た日々。
同室の彼は今頃どうしているのか。郵便局に勤めたと聞いた。
私が夜学に通っていると聞いて、九州から出てきていた同僚は会社を辞め、来年大学に進むため勉学の日々をまた送るようになった。今は定年退職した歳だろう。

本当にありがとうございます。
今朝、あなたのブログを見てからずーと思いだしてました。
このブログにリンクを張りたいが迷惑になるかもしれないので我慢します。
また、見せてください。ワンちゃんの写真と共に。

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