散髪

８月２３日以来の散髪に行ってきた。
約７０日ぶりの散髪だ。

散髪する度に、薄くなる頭髪。

前髪はドンドン後退し、頭の天の髪の毛はやせ細り、後ろはもうほとんどはげだ。

６０も半ばになるとしょうがないと自分を納得させる。

外人さんなどは若くして完全に禿げている人が多いではないか。

周りを見ると私より禿げている人も多い。

いつも思う。

自然体で行こうと。

禿げ隠しの為に髪の毛を伸ばすことは止めようと。

今日もQBの職人さんにどうしますと聞かれた時に、バリカンで刈り上げてくださいと言った。

散髪してどのくらいなるのですかと聞いてきた。

２ヵ月程ですと答えた。

何ミリでしますかと聞いてきた。

私はこの何ミリと言うのがあまり実感が無いので、よく分からないので適当でと答えた。

じゃ、あまり刈り込み過ぎない普通サイズにしましょうと言いながら、

頭の上の髪の毛を手で持ち上にあげながら、ここも伸びただけ切っておきましょうと言った。

二つ返事で、お願いします。

約１０分で散髪は終わった。

最後に一番いやな儀式が始まった。

職人さんは鏡を取り出し、私の頭の後ろにあてがった。

これでよろしいでしょうか。

私は良く見ることも無く、いいですね、と答えた。

だいたい頭の後ろなんかはほとんど見ることが無い、

つい最近見たのは、タイバンコクの１流ホテルで顔を洗った時だ。

そのホテルの洗面所の鏡は、前、両サイド、そして左側の壁には手で伸ばし移動できる丸鏡がついていた。

だから、前の鏡を見ると、後ろも両サイドも完全に見えた。

完璧にお前ははげだと、これでもか、これでもかと確認させているように思えた。

本当にいいホテルだったが、この印象が強く残っているので、私にとっては大満足が普通満足になった。（決してホテルのせいではありません、私の禿のせいです。）


散髪も無事終えた。

次回の儀式は２カ月後だ。


待たせてあった相方の運転する車に乗った。


りんくう近くのホームセンターに向かった。

配線の材料を買った。

１．６ミリのVA１００メートル巻き、ステープル、絶縁テープ、露出２連スイッチ、露出コンセント、ジョイントボックス等々その他いろいろ。

午後２時過ぎから作業に取り掛かった。

スイッチと引っ掛けシーリング三個の配線が終わった所で暗くなり、本日の作業は終了。

室内コンセント４カ所ソトカベ防水コンセント２カ所も本日中に終わりたかったが、次の仕事休みにしたい。

これが終わると、いよいよ床のコンパネ張り、化粧床材張りにかかれる。

後、細かい調整の作業は残っているが、床貼りを終わると、人が生活するのには困らないようになる。


樋や樋隠し、波板の出っ張り切り、コーキング等々いろいろまだまだやらねばならないことがあるが、なんとか年内に終了したい。

そして、いい正月を迎えたいものだ。


男前になった頭髪で、明日からまた仕事だ。

寒くなるそうだから、十分暖かい服を準備して寝よう。