米艦が南シナ海人工島１２海里内に

中国が国際法に違反していると言われている、南シナ海での人工島はこれほど多数あったのかと
新聞記事を読み、初めて知った。

今まで、中国の勝手にさせたのは、何か意図があるのかと、疑うほどだ。

公海上で自分のところだと、勝手に主張し、埋め立てて、人工島を作り、ここを領地に。

この人工島の基線から１２海里（約２２キロ）が領海、そこからさらに１２海里が接続水域、基線から領海、接続水域を含んで２００海里（約３７０キロ）が排他的経済水域となる。
一つ自国の島ができるだけで、これだけ自国の主権の及ぶ範囲が増えるのだ。

中国、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、フィリピン、台湾に囲まれた水域内ほぼすべてを昔から中国の領地だったと主張している。
新聞、ラジオ、テレビなどのメディアの情報によると、その主張の根拠は≪九段線≫というらしい。
１９４７年に中華民国（台湾）が引いた１１段線から二つ消し、１９５３年に中国が新たに≪九段線≫内はすべて中国の領地だと主張したそうだ。

経済力をつけた中国は≪九段線≫内の岩礁を埋め立てて人工島を作っている。

満潮時に完全に海に沈む岩礁は島とは認められないのが国際法らしい。

中国が埋め立てている岩礁は満潮時に沈むらしい。

そんなことより、勝手に公海上にある岩礁を自分の領地だといい、埋め立てて滑走路や灯台、レーダーサイトなどを建造し、不沈空母にするのを、許した、周りの国々が頼りない。

一番頼りないのは、地球の警察と言われた、米国だろう。

話せば分かる。武力は駄目だ。

世の中には話してもわからない人、地域、国もある。

取り締まる警察や、裁判所、国の機関がなければ、なんでもありになってしまう。

それこそ、力でおさえ、脅し、金を巻き上げ、追い出される、社会になるのは目に見えている。

今回米艦が航行しているがそれだけで埋め立てを止めるような国ではない。

何度航行しても、人工島は完成に向かうだろう。

腹が立つが

これが今の現実だろうと、新聞を読みながら、思った。