今朝の日経より:コジマ、ずさん報告書 リサイクル廃家電紛失

今朝の3時5分ごろに朝刊の配達があった。

ざっと目を通すと、以前紹介したコジマ廃家電のニュースの続報があったので
全文を紹介します。
 
10月31日(水)日経朝刊社会42面より
 
リサイクル廃家電紛失
 
コジマ、ずさん報告書
 
環境省など 追加報告求める
 
顧客から回収した約3千台の廃家電を紛失したとして、家電量販大手のコジマが家電リサイクル法(引渡義務)違反で経済産業省と環境省から是正勧告を受けた問題で、同社が30日に両省に提出した報告書の内容がずさんで、両省から異例の追加報告を求められていたことが分かった。
コジマを巡っては環境省などの調査で、愛知、岐阜県の10店で2004年から約3年間、顧客から料金を受け取って回収した約3千台の廃家電が行方不明になっていたことが判明した。
小売店がメーカー側に引き渡す正規ルートで処理されていなかったとして、両省が16日に是正を勧告。30日までに全約230店の廃家電の引き渡し状況や、紛失の原因などを報告するよう求めていた。
同違反で是正勧告を受けたのはコジマが10社目。
関係者によると、コジマは30日に提出した報告書で、メーカー側に問い合わせた結果として「不明家電の半数以上の約1700台がメーカー側に渡っており、適正にリサイクル済みだった。」などと説明。ところが同じ報告書の中で、レジに残っていた料金記録をもとに計算した10店舗の不明家電の台数を約6千台と算出していた。
問題となった不明家電の台数が、同じ報告書の中で矛盾していたことになる。環境省は「本来合致しているはずの数字が大幅にずれており、あまりにずさん。信頼できる内容ではない」と、同社に早期の追加報告を求めた。
 
関連記事として
今朝のGoogleニュース内asahi.comの記事を転載します。

家電リサイクル、料金後払い維持で合意
2007年10月30日23時07分
 家電リサイクル制度の見直しを検討している経済産業、環境両省の合同審議会は30日、リサイクル料金の後払い方式を維持する方向で大筋合意した。薄型テレビを対象に加えるなど見直し案の骨格でも、ほぼ一致した。
 現行制度は、ブラウン管テレビなど4品目が対象。小売店に収集・運搬、メーカーにはリサイクルの義務を課し、消費者が廃家電を引き取ってもらう際にリサイクル料と収集・運搬料を負担する後払い方式だ。
 審議会では、不法投棄防止などを狙いに「購入時にリサイクル料金を支払う前払い方式に変えるべきだ」との意見もあったが、「販売済み家電への対応が難しい」などの欠点も指摘され、変更は見送られた。
 廃家電が法律で定められるルート以外に横流しされるのを防いだり、リサイクル料金の透明化を進めたりする政策を優先すべきだとの意見が強まったことも影響した。
 

 
今回も廃家電の前払い方式への変更は見送られた。
いずれ、前払いにしないと、環境の汚染は避けられないと
私は思う。以前掲載した裏山への廃家電品の不法投棄
皆様方のご近所でもよく見る光景ではないでしょうか。
 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
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コメント

匿名 さんのコメント…
世の中には悪い会社が
多いものだ。
食品、英会話、家電等等・・