今朝の日経より:境界型糖尿病


11月25日(日)日経新聞健康欄より

私の趣味である健康ウオーキングの記事が載ってましたので
全文を転記し紹介いたします。

健康ウオーキング

境界型糖尿病

人間ドックで中高年の4人に一人が該当する境界型糖尿病ウオーキングの健康効果が最も顕著な病態だ。
糖尿病かどうかは血糖値で診る。早朝空腹時血糖値が126ミリグラム以上か、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の二時間血糖値、または随時血糖値が200ミリグラム以上だと糖尿病になる。
早朝空腹時血糖値が110ミリグラム未満で二時間血糖値が140ミリグラム未満だと正常型、どちらにも属さない場合が境界型糖尿病と診断する。

境界型糖尿病には欧米人に多い空腹時血糖値異常(IFG)と、日本人に多い耐糖能異常(IGT)の2タイプがある。
IGTの状態ですでに心血管病などの合併症が認められる。早期の対応が欠かせない。

中高年のIGTの多くは運動(歩行)不足が原因。インスリン抵抗性により血糖を筋肉などに取り込みにくくなった状態で、インスリンを過剰に分泌する高インスリン血症になっている。

OGTTを実施すると、分泌パターンは正常では1時間後のインスリン値が最も多い山型になる。
インスリン抵抗性・高インスリン血症では空腹時のインスリン値は少し増えるだけだが、2時間後のインスリン値が最も多くなる右肩上がりの曲線になるのが特徴。インスリンの総分泌量も増える。

高血糖が進むとそれまで増え続けていた2時間後のインスリン値と総分泌量はある時点で減少に転じる。その後、インスリン分泌の少ない糖尿病が発症する。メタボリック症候群を合併した例では、高インスリン分泌の状態で糖尿病を発症する例もある。

効果が最も顕著に

ウオーキングを継続、習慣化すると、このインスリン分泌パターンに劇的な変化がみられる。
インスリン抵抗性の改善によって、それまで増え続けていたインスリンは徐々に減少し、正常状態に回復する。呼応するように血糖値も正常になる。
ウオーキングはこの分泌過剰を続けている期間に最も効果がある。
OGTTでインスリン分泌状態を見ながら歩数を調節すると無理のないペースで正常型に改善できる。
(日本ウオーキング協会副会長 泉 嗣彦)

最後まで読んでいただきありがとうございます。

健康を維持するのは大切なことは皆さん分かってます。
しかし、健康マシーンを電気屋さんで(数年前まで約30年務めてました。)買っても数か月使ったらいいほうでやめる方が多い。


ウオーキングはいいですよ。
お金はかからない、少しの時間さえあればいい。
一人でもいい。
友達としゃべりながらでもいい。
一日の間でどの時期でもいい。

早朝は朝日が見れる。
その時々によって変化する、空の色、雲の色、形。
本当に自然は芸術家だと感心し、感動しながら、歩くことができる。

昼間も、夕方もいい。
特に夕方は西に沈む夕日、東から上がる月が見えてくる日がいい。

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