今朝の日経より:腰痛改善に歩き方工夫

12月1日(土)NIKKEIプラス15面より

私の持病である(私は学生時代運送会社でアルバイトをしていて京都西川の布団を持った時にバランスを崩しヘルニアになりその後腰痛と付き合ってます。)腰痛に関して記事がありましたので全文を転記し紹介いたします。なお写真などは掲載不可のため申し訳ございません。

腰痛改善に

歩き方工夫

『クセ』に合わせエクササイズ

腹筋や背筋を鍛える

なくて七癖、自分では気づかないが、歩き方には人それぞれクセがある。
腰への負担が大きい歩き方は腰痛の原因になる。
痛み解消へ無理のない歩き方を身につけるためのユニークな歩き方のエクササイズを紹介する。

全身運動のウオーキングは今や、多くの人が楽しむスポーツ。 続けることで血液の循環が良くなり、腹筋や背筋などの腰回りの筋肉も鍛えられ、腰痛の予防や改善に役立つ。ただし、歩き方次第では逆効果を招きかねない。
長年歩き方の指導を続けてきた高輪アクティブ治療院(東京・港)の健康運動指導士、黒田恵美子さんは「歩き方のクセは様々だが、タイプは反り腰、猫背、モンローウオークに大別できる。
いずれも腰痛で悩む人が多い」という。
 
【おなか突き出す反り腰型】
反り腰タイプの歩き方は腹の出た中高年の男性や、良い姿勢を意識して無理に胸を反らしている女性に多い。だが、こうした歩き方は「みぞおちや肩が緊張したままで姿勢が長続きしない。骨盤の上にある弱くて繊細な腰椎(ようつい)に圧力が集中し腰にもよくない」(矢田部英正・武蔵野身体研究所所長)。

このタイプの人向けに黒田さんが考案した一風変わった歩き方のエクササイズが「原始人歩き」だ。
人類がもともと四足歩行から立ち上がったと考え、進化の過程をたどるように歩くのがポイント。
原始人歩きでは反ってしまって過度の緊張状態が続いている腰を逆に丸めることで筋肉をストレッチする効果がある。
同時に足を前方に出すときに使う腹筋、ももの筋肉を上手に使えるようになる。

【背中丸めた猫背型】
背中を丸めたまますり足で歩く猫背タイプの人もいる。
「以前は筋力の衰えた高齢者に多くみられたが、最近ではこうした歩き方の若者が増えている」と日本体育協会公認スポーツドクターの稲次潤子パークサイドクリニック院長。パソコンやゲームの普及などの影響もあるようだ。
猫背タイプの人に有効な歩き方のエクササイズが後方に足をそっと出しながら歩く「後ろ忍び歩き」だ。
この歩き方の目的は尻周辺部のだいでん筋を刺激し、引き締めるため。だいでん筋は体の軸となる体幹部を支える筋肉の一つで、特に高齢になるとこの筋肉が衰えるという。
骨盤が本来あるべき位置に保てなくなり、姿勢が崩れて腰痛を招きやすくなる。
後ろ向きに歩くため、「バランスが取りづらかったら手すりなどに手を添えて歩くといい」と黒田さん。
また矢田部さんは「左右に体がぶれないようにする必要がある。左右の腕を腰に添えるのがポイント」と分析する。

【腰揺らすモンローウオーク型】
モンローウオークのように左右に腰が揺れて歩く人にとって効果的なエクササイズが「ワルツ歩き」だ。
若い女性に多いこの歩き方は、骨盤や股(こ)関節にゆがみが生じ、慢性的な腰痛を引き起こしかねない。
歩き方がふらつく原因は体重を乗せた足に重心がまっすぐ乗っていないためだ。ワルツ歩きの狙いは左右に揺れる歩き方を修正し、重心を安定させることにある。
具体的には腰に手を添えて膝を伸ばしながら一方の足を前に踏み出す。この足の真上にももの付け根を乗せ、「一、二」と数える。続いてもう一方の足を前に出し、「三」で着地。この一連の動作で一歩と計算する。
「体の軸をまっすぐに保って歩くのが理想だが、人には長年の生活で染み付いてしまった歩き方のクセがそれぞれある。これらのエクササイズは理想の歩き方に近付けるための一つのアプローチ」と黒田さんは話している。


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