今朝の日経より:労働者派遣事業に対する文書指導件数


1月20日(日)
日経新聞朝刊27面
Sunday Nikkei α
NEWSな数字 6281件に
派遣についての記事が
載ってましたので
紹介します。





労働者派遣事業に対する文書指導件数 6281件

4年間で10倍に増加

厚生労働省は日雇い派遣最大手のグッドウィルに労働者派遣法に基づき事業停止を命令。
同社は全国の七百八事業所で18日から2-4カ月間、新規の派遣契約や営業活動ができなくなった。

派遣業界の不祥事は急増している。昨年8月には日雇い派遣業界2位のフルキャストも事業停止処分になったばかりだ。厚労省によると、労働者派遣事業に関連して法令違反があるとして同省が文書で指導した件数は2006年度に6281件。02年度の600件から4年間で10倍以上に増えている。

文書指導件数が急増した背景には労働者を派遣する事業所数に大幅な増加がある。
04年度に製造業への派遣が解禁されたこともあり、02年度に全国で1万9千強だった派遣事業者数は、06年度には5万を超えた。
また製造業などで、実際は派遣でありながら、業務を外部委託した請負と称する「偽装請負」の問題が表面化したため、厚労省が監視を強めたことも影響している。

最近は偽装請負のほか、労働者が派遣先からさらに別な企業などに派遣される「二重派遣」も増えている。これは労働者と企業の雇用・指揮関係があいまいになり、仲介料や手数料が増えて賃金が減る可能性があるため、労働者派遣法で禁じている。グッドウィルも二重派遣を繰り返していたことで行政処分の対象となった。

厚労省は二重派遣の防止に向け、派遣先の企業に派遣労働者が働いた場所などを記録する管理台帳の作成を義務付ける方針だ。労働者派遣法の施行規則を改正し、4月からの実施を目指している。
                以上1月20日(日)日経新聞朝刊より

他リンク
派遣業界のことがよくわかる記事です

2007年08月23日pm.10.50-11:00 NHK教育TV

視点・論点 「派遣業 急成長の影」

                           龍谷大学教授 脇田 滋






昨年の8月面接に行こうと準備し、新聞を読んだらフルキャストの業務停止処分の記事日経新聞に載っていた。それまで派遣のことなど詳しく知らなかった私が派遣に首を突っ込むきっかけになった。
今までM電化にいた頃、上司の指示により派遣の人たちの出勤を決めたり、ノルマをかけたり、他の会社の商品を売らせたりしていた。これが法律違反と知ったのは昨年の9月だった。
その人達に謝りたい。

いろいろ派遣の記事を読むたびに
働き方によってはいい面もあるかもしれないが
これからの日本をダメにするシステムだと思うようになってきた。

日本の会社が少しでも多く正社員を採用し
働く人が先行きに夢を持てる日本になってほしいため
これからもいろいろ批判を受けながらも投稿します。


いつも読んでいただきありがとうございます。

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◆写真は道しるべとなる関空の灯台。
本文とは関係ございません。

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