サービス残業是正:北伊勢上野信用金庫(三重県四日市市)

Gmail-Googleアラート―サービス残業から今朝も送られてきた。

中日新聞CHUNICHI Webの記事。
サービス残業1憶3000万円 三重・北伊勢上野信金 勧告受け支払う

記事によると

北伊勢上野信用金庫(三重県四日市市)で、2005年8月から07年07月の2年間に、総額1憶3514万円の時間外賃金の未払い(サービス残業)があった。

四日市労働基準監督署の是正勧告を受け、同信金は21日、対象職員306人に未払いを支払った。



《ここからは私の意見》

何が問題なのか

①タイムカードが無い
②残業時間自己申告制
③慣例的に残業代を申請しない職員



①タイムカードが無い企業は今でも多いと聞く。
理由は
●職員を信用している
●どうせ残業はつかない
●月給制だから
●一人ぐらい休んでも代わりがいるから
●タイムカードの時間計算をするのが面倒だから

不謹慎な発言だが
■しんようしたらダメ、サボろうとしている人は多数いる。

■本当に残業している人の気分が落ち込む→モチベーションの低下→作業効率が下がる
■タイムカードの件はID CARDのスキャンで解決している企業もある。
■残業は事前申請にしている企業も多い。


極力残業を減らすためには

■時間を味方につける
永年仕事をしていたら、年間、月間、週間、1日の時間毎に
忙しい、普通、少し暇、本当に暇というのが分かるはず。

昔からよく聞くことは 仕事は忙しい人に頼め という言葉がある。

その人は他人から見ると忙しく時間がなさそうだがきっちりと時間内に完了してくれることが多い。

何故なのか

忙しく、精力的に仕事をこなしている人は時間を味方にしている。

優先順位を決め、簡単なことから難しいことへ、隙間時間の活用、手帳の活用、自分の得意でないことはそれを得意な人に聞ける友人を多数持っている。

来月することが分かっているなら、それがどのぐらい時間をかけなければいけないのか、資料は何を準備すればいいのか、何時それをやる時間を設けるか、または取れるのか、その時間は10分なのか、30分なのか等、判断し毎日行動している。これが時間を味方にするということ。

やらなければいけないと思いながら
優先順位を間違い、明日報告しなければいけない報告書をせず(またはできず)、4日先の会議の資料整理をしていて、時間がなくなり、あせって、一人デスクに残る。
夜10時を過ぎると作業能率が落ち、どうどう巡りばっかりし、一向にはかどらない。
11時前になりエイヤと書き終え 家路につく。(昔の私の話です。もちろん残業代はありません。)



全国で業種を問わず、続々とサービス残業の是正勧告が続いている。

労働基準監督署の皆様方お疲れ様です。
頑張ってください。
どんどん調べ是正勧告をお願いいたします。
まだ是正勧告を受けた会社は全国で1%にも満たないと思います。

また、働いている皆様方
うちの会社はサービス残業しゃーないわと諦めず、若い方が自分の将来に希望の持てる日本に一歩でも近づくために頑張りましょうや。


いつも訪問いただきありがとうございます。

ランキングに参加してます。

コメント

匿名 さんのコメント…
非常に充実したブログで感動しています。これからも情報発信、ぜひ頑張って下さい。
fuku さんの投稿…
maedaさま
初めまして。大変なお褒めの言葉をいただき恐縮しています。
これからも、ボケ防止の為に楽しんで続けていきます。
応援よろしくお願い致します。