読書の秋:比嘉照夫著 微生物の農業利用と環境保全 続き・・・








『農薬を使用していない作物なら虫食いや病気になっても安全』
                   と
            いう考えは完全に間違い。

この言葉を病虫害対策の項目で見つけて感動した。

病虫害の多発は自家中毒である。
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自然界における病虫害の役割は
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端的にいえば生存不適なものを急速に排除分解し無機化することにある。



正常な状態からストレスや代謝系に狂いが生じ

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多量の中間的な還元物質を生成→一種の自家中毒→悪臭を発生し細胞や酵素活動を著しく低下させる。

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還元物質によって病害虫が誘引される。→腐敗型の土壌においては有機物が分解する際に有害な還元物質生成し悪臭を発することとなる。


ここからが続きです・・・・・。


私は誤った考えをしていた。

無農薬だから少しぐらい虫がついてもいい。

虫が食べた跡があるから・・・

虫が食うぐらいだから、新鮮だと思っていた。


それは違ったようだ。

この地球上から、早急に退散してほしいから、
虫はこの役目をおって、弱った、生存してほしくない野菜たちにつき食い荒らすのだ。

虫食いの跡があるのは、実は弱った野菜だったのだ。


無農薬で虫食いのない野菜を作ってみたい。

そのためには土づくりだ。

比嘉照夫先生はこの本で言っていた。

農業は自然任せでなく自然と対応する経済行為である。
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有機物をやっておけばいいというものではない。
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理想的な土壌にすることが必要だ。
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発酵合成型土壌にすることだ。→乳酸菌や酵母などを主体とする発酵微生物が優先する土壌。
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土壌に投入された未分解の有機物を高温もガスも発生せずに発酵的に分解すると同時に分解過程における有害な還元物質を合成的に有効的に利用する系である。
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              この土を作ろう!

これから3年後に、理想的な土にあふれる我が貸し農地を見るために!


これからすぐにかかること

①完熟堆肥を作ること
②有機液肥を作ること
③ボカシ肥を作ること
④ストチュウを作りすぐに畑に散布すること
⑤土が出来るまで、寒冷紗などの資材を使い外敵を防ぐこと
⑥畝間に緑肥を植えること
⑦コンパニオンプランツを勉強し実践すること


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