沖縄ヤンバル東村平良湾のハマヒルガオ。
朝日を浴び、いきいきと輝いている。
今日一日を楽しもうとわくわくし喜びの力があふれているようだ。
このハマヒルガオが咲いている所は
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沖縄県国頭郡東村平良の平良湾砂浜。
ここで小学校の一年の夏休み前半まで過ごした。
湾の先に見える半島に行きたいと子供の頃いつも思っていた。
しかし、当時そこに行く道は無かった。
村のはずれの砂がいっぱいある崖に墓地があった。清明祭に幼稚園ぐらいだと思うが、一門の墓の草刈りをして、親戚一同集まりごちそうを食べた覚えがある。
その墓地を過ぎたところに川があり、その川には橋が無かった。
子供の体の何倍もの深さがあり渡ることは出来なかった。
一度、浅瀬から渡ろうとして溺れかかったことがある。
たまに、今でも夢を見ることがある。
川の水の渦に巻き込まれながら、なんとか溺れず対岸に渡り、岩場を登り、そして道路に出て平良湾の半島まで行き貝を採った、それもたくさん。
幼稚園、小学校の一年生の頃、この浜でよく遊んだ。
村で少ない子供達一緒に夏は毎日泳いだ。
海流に流され浮かんでいる藻の下に小魚がいた。
それを取ろうと何度も挑戦したがとることは出来なかった。
子供の一人が海でウンチをしてそれがプカプカ浮いているのを見てキタナーと思ったのを今でも鮮明に記憶にある。
うんこしたあいつはだれか今では全く思い出せないが。
写真では静かな平良湾だが、台風になると波が荒れ高くそびえた堤防まで波が押し寄せた。
そして、波が引くと・・・
そこには多数の魚がピチピチと跳ねていた。
次の波が押し寄せてくるまでに、さっと走ってその魚をとるのが楽しみだった。
雨にぬれ、風に押し流され、波にさらわれないように、走り回って何匹もとった。
今、考えるとなんて危険なことをしたことかと反省です。
そんな記憶があったからかもしれないが、私の子供が中学生の頃、家族で四国高松に行き、台風の波が押し寄せてくるところに波に入っていくのを見て怒ったことがある。
子供の時の波にさらわれるかもしれないという恐怖心がよみがえって子供が危ないと思ったんだろう。
子供にとってはなんで叩かれたんだろうと今でも私をうらんでいることと思う。
そんな思い出がいっぱいの東村平良湾の砂浜をハマヒルガオが今でも守っている。
どんなに東村が発展しても、この砂浜を残してほしいものだ。
後、何回生まれ故郷東村平良に帰ることが出来るかわからないが、帰る度に砂浜を見たいから。
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