読書感想：図解 世界の中の「日本の順位」がわかる本

著者：インタービジョン２１
発行所：株式会社三笠書房

この本は2013年2月4日KIXのツタヤで購入し2月6日に読み終えた。

本当に面白く読める本でした。

まず日本の基本データーが再確認できた。
人口も世界の国の１０指に入るんだ。
１位も多数あったが残念な最下位も多く、これで良いのかと不安を感じました。

日本の基本データーをこの本より紹介しますと

■日本の人口　2011年総務省世界の統計より　約1.2億人
世界の中で10番目/２３２カ国
①中国　13.4億人
②インド　12.4億人
③アメリカ　3.1億人
④インドネシア　2.4億人　
⑤ブラジル　1.9億人
⑥パキスタン　1.7億人
⑦ナイジェリア　1.6億人
⑧バングラディシュ　1.5億人
⑨ロシア　1.4億人
⑩日本　1.2億人

人口密度は25位/２６５カ国

■６５歳以上人口比率　１位/１８９カ国(世界銀行による２０１１年)
①日本　23.3％
②ドイツ　20.5％
③イタリア　20.5％

■国土面積　６１位/２２７カ国
①ロシア　1709万㎢
②カナダ　998万㎢
③アメリカ　983万㎢
④中国　960万㎢
61位　日本　37万㎢

■海岸線の長さ　６位/２６５カ国
①カナダ　20.2万km
②インドネシア　5.4万km
⑥日本　2.9万km
⑨アメリカ　1.9万km

■国内総生産（GDP）　３位/183カ国IMF2012、１ドル７８円で換算
①アメリカ　1177兆円
②中国　569兆円
③日本　457兆円
④ドイツ　279兆円
⑤フランス　216兆円

■国の借金 １位/169カ国IMF総債務残高の対GDP比
①日本　229％
②ギリシャ　160％
⑪アメリカ　102％

■平均余命　女２位　男８位
女
①香港　86.7歳
②日本　85.9歳
③スペイン　84.91歳
男
①香港　80.5歳
②アイスランド　80.2歳
⑧日本　79.44歳

 日本は島国で小さい国とイメージしていたが意外と面積もあるし海岸線も長く管轄海域面積も世界で６位、結構大きいのだ。



今、尖閣諸島の問題で国をどう守るか問題になっているが
その意識のランキングは

■お国のために率先して戦う人の多さ　最下位/56カ国
1.トルコ
2.ベトナム
3.ルワンダ
4.ヨルダン

10.中国
15.ロシア
27.韓国
38.アメリカ

56.日本　24.6％

■自国民としての誇り　54位/56カ国
なんと事実上の最下位

1.ヨルダン　100％
2.ルワンダ　100％
3.ガーナ　100％
4.タイ　100％
4.ベトナム　100%
39.韓国　90％
50.中国　78％
54.日本　61.0％

長く続いた平和の中で国を守る意識がどういうものか忘れたのではないか。
難しい問題だ。

まだまだいろいろな面白いランキングが本に満載でした。
お勧めできる本です。

最後に気分直しに日本が世界の中で１位の分だけ紹介します。

■世界に良い影響を与えている国　１位
■評判の良い旅行者　１位
■好きな観光地　１位
■もっとも親切な国　１位
■産業用ロボット稼働数　１位
■フライト定時到着率　ANA（全日空）　１位
■都市鉱山埋蔵量　金１位
■自然災害のリスクが高い大都市　東京・横浜１位
■宗教から自由な国民　１位
■医療制度の質の高さ　１位
■薬物中毒志望者の少なさ　１位

その他１位はまだまだありました。


この本を読んで

私は素直にこの日本という国に生まれて本当に良かったと思った。

狭いながらも国土の面積の７０％が森林につつまれ
四季があり、風光明美な景色があり
昔懐かしい里山の景色が本当に多数あり
ほぼ同一民族で言葉も日本の何処に行っても通じない所は無い。

今中国で問題になっている環境汚染も克服したが
原発問題や地震津波等の災害が多い国だが
この国のまじめな国民性からしてきっとそう遅くない時期に良い方向に向かうと思う。


あらためて日本に生まれ日本で生きて良かった。



今日は朝から雨です。

午前中これから作る予定のサンルームのプランを相方と話し合い
やっと決定しました。

１歩前進です。