読書感想:脳に悪い7つの習慣


4月17日昼、関空食堂で昼食をとり、その上の階にあるKIX丸善さんに寄った。

いつものように新書コーナーをのぞいていると、私の興味のある本が見つかった。

3冊購入した。

①ふしぎの植物学
②脳に悪い7つの習慣
③記憶の整理術

4月15日から読み始めた「おどろきの中国」を止め、「脳に悪い7つの習慣」から読むことにした。

著者:林成之
発行所:幻冬舎
2009年9月30日:第1刷発行
2012年11月20日:第34刷発行

著者の林成之氏は1939年富山県生まれです。丁度私より10歳上になりますから今年74歳になる。2008年北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ「勝つための脳」勝負脳の奥義について選手に講義を行い、結果に大きく貢献された方です。

4月17日から読み始めて4月21日に読了した。
私は昔から、人間として生きていることは脳が生きているからと思っていたのでこの本を読み更にこの思いを強くした。
今、この本を完全にマスターしてこれからの自分の生き方を更によきものにする為にすぐに再度読み始めました。
今後の自分の為に記録しておきます。

脳に悪い7つの習慣
①「興味がない」と物事を避けることが多い
②「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
③言われたことをコツコツやる
④常に効率を考えている
⑤やりたくないのに我慢して勉強する
⑥スポーツや絵などの趣味がない
⑦めったに人をほめない

それぞれについて説明をしないと誤解を生むと思うが、そのまえに脳の仕組みについて林先生が詳しく説明している・・

人間が見た、聞いた等の五感から得た情報の流れを理解することが一番重要だと思った。

①大脳皮質神経細胞が認識
         ↓
②A10神経群と呼ばれる部分に到着
      ここで「情報」に対して「この情報は好きだ」「この情報は嫌いだ」などの感情のレッテルをはる、このレッテルをはられた情報は
         ↓
③「前頭前野」に入る⇒ここは情報を「理解・判断」するところ
④自己報酬神経群
⑤線条体、基底核、視床
⑥海馬回・リンピック

に持ち込まれて、脳は考える機能を生み出すそうです。(詳しくは本を読んでください。)

私が一番感じたのは②のA10神経群でのレッテルです。

ここでマイナスのレッテルをはられた情報は脳がしっかり動かなくなり、考えたり、理解、思考、記憶等の働きが弱くなるそうです。

だからマイナスのレッテルをはられないようにすることが大事です。

①興味がない
②愚痴を言う

この①②は問題なくそうだと思うが

③言われたことをコツコツやる
これは説明しないと誤解を与えるかもしれません。

 これは主体性が伴わなければ自己報酬神経群はうまく働かないと言うことです。
そして、自己報酬神経群を良く働かす為には決断・実行を早くし達成に向かって一気に駆け上がることが必要です。全力投球することと「コツコツ」は全く別のものです。
目的を定め明確に目標を決めて一気に!
そして、「ここぞ」というときにリラックスせず緊張感を持続しながら事にあたる。

「目的と目標を明確にし」 「ゴールを意識せず」 「主体的に自分がやっているという意思をもって」 「達成のしかたにこだわる」

これが重要なのです。


まだまだ書きたいがここまでにしておきます。

あまり書くと先生に怒られそうなので。

もっと早くこの本に出会えたら良かったと思える本です。

皆さまがそう思うからベストセラーになっているのでしょうね。

この本を読んでから私は決めました。
そして今も守っています。

それは

あ~疲れた、しんどかったと言わないこと。



コメント

hisami さんの投稿…
五感を使う
五感に働きかける
五感で感じる
凄く大事な事ですよね☆
fuku さんの投稿…
hisamiさんこんばんわ。
いい本を読みました。
本当に勉強になりました。
読書はいいね。