吾亦紅を聞いた。
いつ聞いても涙がにじんできます。
昨年亡くなった母を思い出し、あまり親孝行をしなかったと心が痛みました。
今日は24時間勤務から帰ってきて
すぐに畑に行った。
いつものようにセルポットと苗達に水をやった。
そして、今日は暑いので夏野菜のトンネルを全部開けて水やりをした。
今日のメインの作業は草刈です。
水路の両サイドの草刈りをします。
毎年5月の第3週の土曜日に水組合さんの草刈りがあります。
それまでに自分の畑の近くはきっちりと草を刈っておかないといけません。
昨年は5月15日に草刈りをしました。左目をブトに刺されお岩さんみたいになった日です。
草を刈ってますと、小さなかわいい花が目につきます。
この花はタツナミソウです。
可憐で、青く清楚でかわいい花ですね。
午後2時半頃、頭が痛くなって
半分も草を刈らずに今日の作業は終わることにしました。
元気だといってももうすぐ64歳。
24時間の勤務明けに炎天下で農作業を何時間もすることに体が悲鳴をあげているのかもしれません。
無理したらアカンと、自分に優しくなり、明日、同僚にお渡しするキュウリの苗4個バケツに入れ自宅に戻りました。
夕めしを食べながら、今日撮った写真をアップした。
タツナミソウの花の名前を度忘れし、相方に聞いたら、すぐにタツナミソウと答えてくれた。
かしこいな~と褒めました。
そして、相方が「小屋の土手に吾亦紅の花があるのを知っている」と聞いてきた。
それらしき花があるのは知っていたが、それが吾亦紅だとは意識していなかった。
グーグルの画像検索で調べてみた。
あった、吾亦紅の花だ。これが土手にあった花だ。
吾亦紅と言えば同名の歌がある。
畑作業をしながらよく視聴者のリクエストで聞いた歌だ。
ききたくなった。
YouTubeで「すぎもとまさと」さんの「吾亦紅」を聴いた。
いい歌です。
何度聞いても自然と涙が流れてきます。
昨年無くなった母の事を思い出しました。
子供時代にわがままを言って母親を困らせたこと。
小学校1年の夏休みあけに、東村の小学校から名護小学校に転校し、
なじめず一人で学校に行けず、数週間母親がぐずる私の手を引いて学校に連れて行ったこと。
小学校3年から高校卒業するまで家業を手伝い毎日一緒に作業をしたこと。
明るく元気で弱音を吐くこと無くいつも前向きで私達を育てた母に、高校を卒業し大阪に来てからほとんど何も恩返しができなかった私。
ある人に言われたことがよみがえってきた。「あなたはマルミヤを捨てたんだ」と、そうかもしれない約10年に一回ほどし故郷に帰らなかった私だから。
悔いが残るが、これからの自分の人生を母親に恥じることが無いように生きて行くことがせめての恩返しと精いっぱい生きてゆきたい。
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