読書感想:「日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争」 井上和彦著



12月18日(水)読み終えた。

この本を知ったのは、大好きな番組で毎週録画して見ている「たかじんのそこまで言って委員会」で紹介されたことです。犬猿の仲の田嶋陽子氏が番組の終わりで、井上和彦氏に言った言葉、それは「あなたの出した本、全国で10位だってね、信じられない」でした。



平成25年10月7日に第1刷が出て、平成25年11月22日に第7刷発行になっていた。私が買ったのはこの第7刷。

一気に読めました。本当にいい本です。「たかじんのそこまで言って委員会」にでている時によく見る、あの軽い笑顔と喋り口からは想像もできません。

文章が本当に読みやすい。一生懸命語られているようで、すんなりと心の中に入ってくる文章です。

韓国、中国がいつも繰り返し言う「歴史認識をせよ」と日本のやることなすことに文句をつけ、あたかもアジア中そして世界中が声を大にして日本を責めているように宣伝する。そして日本のメディアの中にもそれを追認するような記事を書く社もある。

この本の中で筆者井上和彦氏は自分自身でアジアの国々を歩き、日本の大東亜戦争の激戦地の生の声を聞いている。
ほとんどの方々が日本に対していい印象を持たれているようだ。

それに対し、日本の学者やメディアや一部の方々が自分たちの日本が悪いという意見、考えを正当化及び確認するために、現地の方にそれを話し、押し付けているのが多く見られたともある。


戦後のGHQの7年余にわたる新聞、雑誌、ラジオ等の事前検閲、教育、政治の世界を含む洗脳教育に染まった戦後日本の空気の中で育った、私の心の片隅に残る自虐史観を薄めてくれた本でした。


 日本人に限らず世界の多数の方々に読んでいただきたい本の一つです。




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