読書感想:百田尚樹著 風の中のマリア





これは畑の小屋横に巣を作ったスズメバチです。

日本には3種16種のスズメバチが生息しているそうです。

上の画像のスズメバチはたぶんですが、小型スズメバチかなと思うのですが、それとも黄色スズメバチかな。

百田さんの「風の中のマリア」を読んで、初めて知りました。

物語の中の「疾風のマリア」の属するオオスズメバチは土の中に巣をつくることを。

哀しい物語でしたね。

生まれて、生きて、戦って、恋することも無く、スズメバチのメスだけのワーカーのほとんどは死んでいく。

スズメバチは女王蜂が卵を産んで約一月後に羽化し、その約一月後に天寿を全うするらしい。

それも、順調に生きてだ。

羽化して30日生きるのはわずからしい。

人間の寿命と比較すると一日が約3年弱に相当する。本当に過酷な世界だ。

春に生まれた蜂は夏を迎えることが無い。

夏6月に生まれた蜂は盛夏を迎えることが出来ない。

ゲノムに支配された蜂の一生を読んで、人間に生まれて良かったと素直に思った。

残り少ない人生、マリアから比べると数十倍、いや100倍以上も生きるかもしれない私のこれからの人生、大きな目標を持って生きたいものだ。


コメント

hisami さんの投稿…
次世は何に生まれ変わるか?
なので現世を精一杯!
生きないとね☆
スズメバチ!刺されないように気を付けてね!
fuku さんの投稿…
hisamiさん、お早うございます。
残り少ない人生を精いっぱい生きます。
畑の小屋横のスズメバチに刺されないようにしないと。