読書感想:百田尚樹著 「輝く夜」


昨日、「輝く夜」を読み終えた。

これで、百田尚樹氏の作品は9冊読んだことになる。

昨年の失敗をしないように、百田尚樹氏の作品を

整理することにした。

Wikipediaを見ると、2006年8月「永遠の〇」を太田出版からだし、昨年12月に出版した、安倍晋三 百田尚樹著
「日本よ世界の真ん中で咲き誇れ」まで15(上下を加えると18か)。

残り9冊も全部読もうと思う。



「輝く夜」は短編集です。

全て感動した。

第一話 魔法の万年筆
クリスマスの夜に重なる辛い目に打ちひしがれながらも、他人の幸せを願う。それが自分の幸せにつながった。百田氏の自分の為でなく世の為人の為の思いが詰まっていた。

第二話 猫
現代の社員と派遣、契約社員の待遇の違い。自分は派遣だからと卑下している。打ちひしがれ氷雨の中で救った猫。これが運命を変えた。いい話です。社員にはなれなかったが、きっと玉の輿になったんだろう。幸せに。

第三話 ケーキ
1月23日に読み終えた「幸福な生活」を思い出した。
生まれながら薄幸の二十歳の女性。死ぬ間際にその後の人生を幸せに50年生きた。
今も思い出すと涙が溢れます。

第四話 タクシー
男女の出会い、こんなこともあるだろう。いや多いのかもしれない。好きだという感情を持つと、こう言うと嫌われるのではと思う気持ちが勝って、行き違いが多くなるのだろう。5年の思いはすごい。幸せになってください。

第五話 サンタクロース
牧師さんは本当にサンタクロースだったんだろうな。おなかの赤ちゃんが生きて良かった。生きているから幸せになれる機会が得られる。やんちゃな長男望は本当に優しい気持ちの子だ。


ハッピーエンドの話はいつ見ても、聞いても、読んでもいいですね。

なにか、心の中がハッピーになりました。



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