夏目漱石の「倫敦塔」は午前中で読んでしまった。
次何を読もうか。
夏目漱石は
坊ちゃん
吾輩は猫である
草枕
夢十夜
虞美人草
倫敦塔
と、読んだ。
会社の同僚と虞美人草の話をしていると、その人は夏目漱石の小説は全部読んだと言っていた。
競争するわけではないが、有名どころは読んでおかなければと思った。
次読むのを決める、その前に、昼飯の帰りにツタヤに寄った。
緊急で面白いものが無いか、何をさておいても読みたい本が無いか、ざぁ~とツタヤさんを一回りした。
なんにも無かった。
とりあえず、「三四郎」に決定し読み始めた。
東大に合格し、熊本から東京におのぼりする車中の話から始まっていた。夏目漱石は東大卒業後熊本の第5高等学校に赴任した経験があり、そこで郷里を熊本にしたのかもしれない。
なんとしょっぱなから、車中知りあった女性と旅館の一室に泊まる。そして何も出来なかった三四郎に、その女性が「あなたはよっぽど度胸のないかたですね」と言われたくだりがある。
今の時代でもあまり経験することが無いことなのに、大胆だ。
「三四郎」を読み終えたら、「こころ」、「それから」までは読む予定だ。
後の事はそれから考えよう。
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