読書感想:Grimm's Fairy Stories, CINDERELLA


私は子供の頃、あまり本を読まなかった。

グリム童話もたいして読んでいなかったと思う。
なぜなら、グリム童話は一つではなく、いろいろある事を初めて知ったぐらいだから。

今年の目標200タイトル読むぞ!を立てなかったら
グリム童話を英文で読むなんて、一生無かっただろう。

グリム童話は1812年に初版第1巻が発行されたそうだ。
グリム童話はヤーコブとヴィルヘルムのグリム兄弟が編纂したドイツのメルヘン集で正式なタイトルは「子供たちと家庭の童話」。
いろいろ多数の方々が同じ題目で本を出し、またスクリーンになっている。

今日読み終えた、「CINDERELLA」は私がイメージしていた、あのカボチャの馬車のシンデレラでは無かった。

グリム兄弟の 『CINDERELLA 灰かぶり姫』だった。
(カシオのEX-word XD-U6500の「世界文学1000作品」に内蔵)

最初の書き出しはお母様が亡くなる場面だった。

The wife of a rich man fell sick: and when she felt that her end drew nigh, she called her only daughter to her bedside, and said ,"Always be a good girl, and I will look down from heaven and watch over you." Soon afterwards she her eyes and died, and was buried in the garden; and the little girl went every day to her grave and wept, and was always good and kind to all about her.

この文も長~い。

この文を読んでの私のイメージは。
(昔々学生時代によく講師の先生に指名され、読本を音読し、意訳した記憶がよみがえってきた。)

お金持ちの妻は病気だった。彼女は自分の死期を感じた夜に、一人娘をベッドの横に呼んだ。
そして、言った。
私の可愛い娘よ、いつもいい子でいてね。
私は天国から貴女をいつも見守っているよ。
言い終えたお母様はすぐに眼を閉じそして亡くなった。
それから、庭に葬られた。
後に残された幼い一人娘は毎日、お母様の墓に行き、泣いた。
そして、残された幼い娘は常にまわりが親切でよくしてくれた。

次からは英文は無いが私の意訳です。

辺り一面雪に覆われた冬が過ぎ、あたり一面が融けるような暑さが再びやってきた。
幼い残された娘のお父さんは新しい妻を迎えた。
継母は二人の娘も連れてきた。
継母は美しかった。しかし、彼女の心はfoul(悪い、邪悪 野球のファウル)だった。

ここからが「シンデレラ」の不幸が始まる。

継母と二人の娘はシンデレラを邪険にし、彼女をかまど部屋に閉じ込めることにした。

そんな時、シンデレラのお父さんは何もしなかったのか。
本当に駄目な父親だ。

Then she was forced to do hard work; to rise early, before daylight, to bring the water, to make the fire , to cook and to wash, She had no bed to lie down on, but was  made to lie by the hearth among the ashes, and they called her Cinderella.

此の上の文で初めて「Cinderella」と云う言葉が出てくる。

幼い残された娘はそれから激務を強制された。
夜明け前に起きて、水を汲み、火を起こし、食事を調理し、洗いものをした、しかし、幼い彼女には寝るベッドも無かった。かまどとかまどの間に灰を体中にかぶりながらすごした。
そして、継母と娘二人は彼女を「 Cinderella:灰かぶり」と呼んだ。

It happened once that her father was going to the fair, and asked his wife's daughters what he should bring to them.

ある日、催しに行く時お父さんが皆に尋ねました。
お土産は何がいいかと。

 素敵な服が欲しい、真珠とダイヤモンド、・・

”Now, child,” said he to his own daughter, ”what will you have?” ”The first sprig, dear father, that rubs against your hat on your way home,” said she.

「お前は、何がいい。」
お父様は自分の本当の娘に言った。

娘は言った。

「お父様、お帰りの道で・・お父様の帽子に初めて触れる木の枝が欲しいわ。」

a spring of hazel brushed against him, so he broke it off and when he got home he gave it to his daughter, Then she took it, and went to her mother's grave and planted it there, and cried so much that it was watered with her tears; and there it grew and became a fine tree, and soon a little bird came and built its nest upon the tree, and talked with her and watched over her, and brought her whatever she wished for.


此の枝が魔法の枝だった。



彼の帽子に触れた、ハシバミの枝を切り、それを自宅に持って帰った。
お父様からハシバミの枝を頂いて、シンデレラはお母様の墓のそばにそれを植えた。
シンデレラの涙は水となり、植えた枝にあたえられた。
そしてその木は育ち、立派な木に成長した。
そうすると、すぐに小鳥が来て巣を木に作った。
そして 彼女に言った。
貴女をいつも見守ってます。
貴女が欲しいものは何でも持ってきます。

ここからが、おもしろい所だが、私のPCのエンターキーのカバーが取れてしまった。

長々と書くことが難しくなったので、ここで終わりにする。

3日三晩続いた続いた、舞踏会の日々で、継母の連れ子二人は足指を切ったり、かかとを削ったり、そして最後は鳩に両目をくり抜かれてしまう。

シンデレラは王子様と結婚し、幸せの日々をおくったそうな。

残酷な話だ。

子供に教えているのだろう。

非人間な行為をするとお咎めを受けることとなると。

次読むのも、グリムだ。

SNOW-WHITE AND ROSE-REDにした。






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