私が毎週予約している番組は
①未来世紀ジパング
②ガイヤの夜明け
③カンブリア宮殿
④和風総本家
⑤たかじんのそこまで言って委員会
仕事休みで、雨が降っている日などにまとめて、倍速で一気に見ることが多い。
どの番組も、毎回感動する。
涙が溢れて、止まらないことも。
自分のためだけでなく、世のため、人のため、そして後ろ向きにならず、一生懸命に前を向いて歩く、その行動力にいつも感動する。
2月27日見た、録画していたカンブリア宮殿も感動だった。
京都、島津製作所の話だ。
京都は古い歴史ある都だ。794年に桓武天皇が京都に都を移した。
今も古い神社仏閣が至る所にあり、世界を代表する歴史と文化を持つ都市である。
しかし、それだけではない、日本、いや、世界を代表する、最先端の製造業が集まっている都市の顔を持っている。
①京セラ 1.2兆円
②オムロン 6271億円
③島津製作所 2382億円
④GSユアサ 1361億円
⑤日新電機 1003億円
その他
任天堂、村田機械、堀場製作所、大日本スクリーン(SCREENホールディングス)、私がいつも種を買っているタキイ種苗等々
本当に多くの会社があり、その多くは最先端の精密部品や精密分析器などを作っている会社だ。
27日のカンブリア宮殿ではなぜ京都に最先端の企業が出来たのかと言う理由も説明していた。
明治2年に京都から東京に天皇は移られた。
京都は急激な地盤沈下を恐れ、新産業を奨励し行動にうつしたそうだ。
その新産業の奨励策に進んで行動したのが、島津製作所だ。
島津製作所は2002年に田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞したことで知られる。
創業者は島津源蔵と2代目源蔵。島津源蔵はもともと仏具職人だったそうだ。
科学に興味を強く持ち、科学実験に使う実験器具の製造から始め、2代目源蔵は日本で初めて、レントゲン撮影に成功した。
見えない物を見えるようにする、世界的会社に成長させた、田中耕一氏だけでなく、会社内には、どの田中が賞を取ったのかと言われるほど、何人ものノーベル賞級の研究者がいる会社。
素晴らしい会社である。
出演した現社長 中本 晃氏が言った言葉に感動した。
「世の役に立ってこそ 本当の価値が生まれる」
世のため、人のため
自分のためで無く、世のため、人のため
人のために役立つにはどうすればいいのか
を、追求した創業者の思いが詰まっている会社が今も研究を怠らずに頑張っている。
10年かけ、完成した、医療分析装置にどれだけの投資をしたのか気になったが、その額は番組で話すことは無かった。
気になる
これからも島津製作所に興味を持っていきたいものだ。
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