新聞紙面を見て思う


新聞紙面を見ると、ドイツ旅客機の墜落事故の記事がほぼ一面だ。

副操縦士が故意に墜落させた
フランス検察「機長閉め出す」

フランス南東部のアルプス山中に墜落した、ドイツルフトハンザの子会社ジャーマンウイングスのエアバスA320。
フランス検察当局者は26日記者会見し、アンドレ・ルヒッチ副操縦士28歳が単独で機体を降下させ、故意に墜落させた 可能性が高いとの見解を示した。

続々と副操縦士の病気の記事が出て来始めた。



鬱病だったのでは

視力が弱くなってきて、機長になる資格や国際線など長距離を飛行する資格を得ることが出来ない・・・

等々

その対策は操縦席を一人にする時間を無くす、ことにする。
当面すぐできる対策を欧州の会社は発表した。
日本は当面、事態を見守るそうだ。


生きる

生きるて、大変なことなんだとあらためて考えさせられた。

自分の思い描いていた、自分自身の将来の姿、それが達成できなくなる、
自分自身ではどうしようもない事が起こる時、頭の中の思考回路が解決のできない事に堂々巡りをし、しまいには思考する事さえ投げ出す。

しかし、いかに自分の夢が断たれたとしても、他人を、それも150名余の命をみちずれにする行為が許されるはずはない。

死ぬなら、自分一人で。

150余の人々のこれからの人生を奪う権利はあなたには無い。

命を失った家族、かかわりのあった友人や先生、恋人等々の人生さえも左右して。

航空機は一度離陸すると、着陸するか、もしくは墜落、撃破されるかしかない。

空をいつまでも飛び続けることは出来ないから。

同じ輸送する手段、車なら故障しても地上に留まっている。

船なら水、海に浮かんでいられる。

飛行機は空の中に留まる事は出来ない。

空気の中で浮遊し最後は地上に落ちる。

それゆえに、離陸する前の点検作業に相当の人材と時間をつぎ込んでいるのだ。

これからは、常に二人乗務対策以外に、心のケア、心のカウンセリングの重要性が高まるだろう。

高給でも不満はある。
貧乏でも幸せの人もある。
自分は評価されていないと悩む人。
評価され過ぎ、身の丈以上の期待に押しつぶされる人。

そんな中で
人は自分の住みやすい世界に落ち着いて行くのかもしれない。


その自分の心安らぐ居場所を見つける過程の中で、
私は悩みがあると、自然と頭に浮かぶ、言葉、


人は人、自分は自分、仕事は仕事


と、と言うお題目である。


苦しくなった時、人生に悩み、自分の意思に関係なく、涙が溢れ、とめども無く流れる時

何度、この魔法の言葉に救われたことか。

人は誰でも、悩みを持っている。
その悩みが自分自身で解決できない、そして
だれにも頼る事が出来ない・・
どうしようもない・・その時に、命を絶つ

特異なことで無く、誰にでも起こるんだという前提で、生きるための対策を考えないといけないと

思った。





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