新聞を読んで気になるニュース



平成27年4月3日(金)

産経

●菅長官、翁長知事と5日会談

「対決」一区切り、電撃の沖縄訪問

●北 「日朝協議を中断」 日本政府、強く反発


読売

●慰安婦象設置 カナダで動き
 外務省は2日、カナダ西部のバーナビー市が、姉妹都市の韓国、華城市から慰安婦像の設置を提案されていることを明らかにした。



平成27年4月4日(土)

朝日

●アジア投資銀行の参加見送り
麻生氏「マイナスはない」
日本企業の受注困難の見方

麻生太郎財務相は3日の閣議会見で中国が主導して創設をめざす、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を日本が見送ったことについて「日本にマイナスになることは考えられない」と述べた。

△日本と米国が主導し、設立した銀行がある。それはアジア開発銀行(ADB)。朝日の記事によると、ADBが融資した金で開発をする場合でも、日本企業が受注する比率はなんと、0.5%ぐらいらしい。

ADBが資金協力した工事などの契約を日本企業が受注した割合は
2013年で0.21%、中国企業が受注した割合は20.9%で
日本企業は主に価格競争に敗れている。

この記事からみると、日本が主導しているADBの融資物件でも日本企業は殆ど受注していない。
まして、中国主導のAIIBでは全くゼロに近いだろう。中国は日本に加盟してほしいかもしれない。なぜなら、日本の信用力、金を狙っていると、私は思う。

一寸気になったので、日本と米国が主導して設立したアジア開発銀行「ADB」から中国はいくら借りているか調べて見た。

資料によると、中国は最も多く借り入れていて、2014年6月30日現在で、総融資の25.3%。
ADB全体の融資残高は793億ドル。その額の25.3%をイメージしやすいように日本円に直してみた。

1ドル 115円とする
一億ドル →115億円
793億ドルの25.3% →約200億ドル
200億ドル →115×200  2兆3000億円

なんと、なんと2兆3000億円もの大金を中国政府は日本と米国が主導して設立したアジア開発銀行ADBから借金をしている。


いろいろな新聞を読むと、自民党政府に何でも反対と主張する新聞でさえ、AIIBに入らないと日本は出遅れて、日本経済に大きなダメージを与える、政府は何をしているのだ、
と、言うような主張は出ていない。

当然だと思う。

銀行でも一般の会社でも、事業をする時には資本を募る。
その資本金の信用をもとに、更に融資を仰ぎ、銀行の場合は貸し出しをし、金利を頂き、更に貸し出しをする。
銀行自体が融資を継続的に頂く為には銀行が貸し出したお金がいつどこに貸し出され、その返済が順調に行われていることを知らしめる必要がある。
そうしないと銀行に融資をする個人、企業、国々が信用不安で離れることになる。
そうなると継続的な銀行業務を続けることは出来なくいなる。

はたして、中国主導のAIIBにそれが出来るのだろうか。

何か事故があればすぐ地中に埋めようとする。
架空の貿易で経済数値のかさ上げをする。
官僚の汚職があたりまえのようにはびこっている。
国内から逃げ出す人が・・・

私にはあまり関係ないが興味があるので、しばらくは目が離せない。




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