今朝の新聞で気になった記事がある。
休眠貯金がある事は前から知っていた。
しかし、その金額が全国で毎年500億円から600億円に上るとは・・・びっくりである。
そもそも休眠貯金とはどんなものなのか
金融機関に預けられてから、10年以上出し入れがなく、持ち主が現れない貯金。
転居や死去後も解約されないまま、放置されるケースが多いらしい。
私の経験したことでは、
昔々30代前半の頃、自分の職場のすぐ前にある信用金庫に口座を開いた。
給料を頂き相方に渡し、相方から月の小遣いをもらい、その小遣いを一旦その開設した金融機関の口座に入れた。
数年後転勤になり、その信用金庫も利用することが無くなった。
10年ぐらい経った頃、信用金庫から連絡があり、口座をどうされるか聞いてきた。
たぶん2千円程残っていたと思う。
これが休眠貯金を知った初めての経験だった。
口座を多数作り、利用せず忘れている人も多いのではないか。
妻や家族にも内緒で口座を作り、作った本人しか知らない口座が全国には無数にあるのではないかと思う。
その作った本人が亡くなり、家族も知らない口座は休眠貯金となり、銀行に滞留する。
この頃70近くなってくると思う。
私の内緒の口座をいつ、家族に知らせようかと。
自分の自由に使える内緒の金がばれるのと
自分の死後、自分の貯金が休眠貯金となり、銀行に滞留するのと、天秤にかけなければいけない。
数年前から国でも休眠貯金の活用方法が検討され、今国会に自民党を中心にした超党派の議員連盟が「活用法案」を提出し、法案が通る可能性が大。
しかし、配分の対象となるのは、施行後に発生するものに限るそうだ。
いずれにしても
へそくりをタンス貯金にし、老後ボケが始まり、そのタンス貯金がどこにあるかも分からなくなり、そして天国に召される。
タンス貯金はいつまでもあるわけでなく、大掃除の時、ゴミとして捨てられるかもしれない。
銀行に預け、国のために活用されるのが、良いと私は思う。
みなさん、
金利は付かなくても、銀行に預け、亡くなった後も自分の金が福祉・教育に活用されるようにしましょう。
たいしたお金を持っていない私が新聞を読みながら思った・・・妄想でした。
コメント
しかし親からの遺産は自分で管理して教えていません。
時々、言いそうになりますが後から後悔しない様にグッとこらえます。
何れは話さないといけませんが、タイミングが難しいですネ(*´ー`)ゞ
ある程度の年齢になると、持っている財産資産の管理場所は記録しておくが
生きている間は渡さないでおく。
それがいちばんではと、たいしたものは無い私は思った。