仕事中に思う

もうすぐ誕生日がやってくる。

やってくるのではなく、自分がそこに向かっていると云う感じだ。

６６歳になる。

ブログをやり始めた時は６０前だった。

だからタイトルは「６０前の日々」にした。

６０になった時これではまずいと簡単に「６０過ぎの日々」に替えた。

７０になったら何にしようかと、今は考えないことにした。


広大な敷地の一角に立ち、騒音の中、頭の中では色々なことが現れては消えてゆく。

沖縄の東村平良の山の中で生まれたそうだ。
１９４５年８月の終戦から４年後の６月。
本当に山の中で集落地ではなかったと聞いた事がある。
記憶がある５歳前後は集落地の借家の中だった。
大きなガジュマルのあるすぐ近くだった。
あの、有名なゴルフの宮里藍さんの今ある家から数十歩の所だ。

次に脳に現れたのは今立っている景色に感動。

好きなものに囲まれ、何のストレスも感じることなく、この歳になっても仕事が出来る幸せ。

良い仕事だ。

自分の仕事人生の中で最高な仕事にたどりついたのかもしれない。

頭の中では今までの仕事が浮かんできた。

小学校３年から高校卒業までやった魚の仕込み
フライの配達
新聞配達
本部町での電信柱の穴掘り
オリオンビール
堺市での電気工事
大学時代のアルバイト色々
日立造船
今井京阪
そしてその後の勤めた５会社。

色々な仕事をやった。

その中で一番自分自身らしく楽しかったのはなんだろうと思った。

やっぱり家電量販店での５年間のバイヤー時代。

早朝から夜遅くまで楽しんで仕事をした。
しかし、仕事の重圧もあった。今思うとそのストレスも楽しんでいたんだろう。

苦しい仕事が多かった。
悔しさに涙した日も多かった。
重圧に負けたのか、十数年前住んでいた所に帰ろうと無意識に歩いていたこともあった。

生活をする為、自分の夢を一つ一つ捨ててきた人生だった。

いや、そうは思いたくない。

何が自分はやりたいのかも分からなく、ただ、今、現在の現実を乗り越えてきただけかもしれない。

また、現実の仕事に戻る。

今の仕事を楽しんでいる自分がいる。

仕事と仕事の隙間時間が多い。

趣味の英会話の勉強
外国人との会話を楽しむ
新聞を読む
スマホで翻訳
本屋さんで本の物色
三線の楽曲
エクセルでの資料作成

ボケーとする時間も無く楽しんでいる。

本当に良い仕事に巡り合ったものだ。

もう８年になる。

今まで最高に長く務めた会社は家電量販店の２８年。
これに続く２番目に長く勤めた会社になった。

これから何年続けられるか分からないが楽しんで仕事をしたい。


それにしても今日の仕事は長かった。

朝７時から夜１２時前まで・・

苦労と思わず、楽しめた時間と自分が思っているから、良しとしたい。