耕し、畝立て



24時間プラス数時間のオーバータイムを終え、自宅に戻った。
眠たいが、こんないい天気は久しぶりだと、すぐに畑に向かった。

ご近所様が畑作業をしていた。
直近まで仕事をしていた、島も遠く大阪湾に見えた。
いい天気だ。
挨拶を交わし終え、今日の作業場所第1畑に向かった。


第1畑は、先日草刈りをしたので、我が畑と思えないくらいにすっきりしていた。


今日はここを耕し、
畝立てまですべて終える予定だった。


ごっそりほりほりフォークでいつものように土を反転させた。
24時間仕事あとの私にはこれがこたえる。


2本持ってきた、ペットボトルの水を飲み飲み淡々と作業を続けた。
土手すそに座ってみる雲と空がなんときれいなこと。
雨続きだったから余計にそう思う。


ほぼ、今日の予定の畝は反転した。

次はヤンマーぽちで耕しだ。

ポチは第2畑の小屋においてある。



第2畑の小屋に向かう途中、にらの花が咲いてきれいだったので1枚撮った。
涼しくなり、日没も早くなると、植物はそれを感知して毎年花を咲かせ実を着ける。
その感知する能力を見て、私も定植や種まきの時期を逸しないようにしないといけない。



ヤンマーぽちで耕したのち、水を飲みながらまた空を眺めた。

空は明るく元気だが、そろそろ我が畑は暗くなる。


山裾の谷にある畑の夕暮れは早い。

もう畑の半分以上は影だ。

急がないと。

紐を張りそれに沿って畝立てをした。

前回は畝幅100センチ、畝間50センチにしたが、今回は畝幅80センチ、畝間50センチにした。

本のようにした畝幅100センチは私には広すぎた。
どうも、作業がしにくい。
20センチ狭め80センチほどがちょうどいいかと思った。


たった、一畝立てただけで、作業は終了した。

これから収穫にかからないといけない。

秋の夕暮れはつるべおとし。

こんな谷底で夜を迎えたくない。

キュウリはもうなかった。

オクラ、ゴーヤ、ピーマン、ししとう、インゲン、三尺ささげ、キャベツの子キャベツを収穫した。

特にゴーヤは多数あった。

インゲンと三尺捧でA3のビニール袋がいっぱいになった。

よそ様が豆がもうないというのに、うちのインゲン、三尺ささげはよう生るものだ。

肥料をあまりやらず、追肥もせず、水もやらず、私の畑の野菜たちには苦労を掛けているが、たぶん野菜たちはこう考えているのだろう。

我がご主人様に頼っていては生きられない。

自分で根を張り伸ばし栄養をとらないと。

そして、子孫を残すために、少しでも多くの花をつけ、実をつけないといけないと。


仕事で三日、四日おきにしか畑に行けない。

ご近所の方はすべて70半ばだ。

雨の日以外は毎日水やりを野菜たちにしている。

私もあと数年でその70歳の仲間入りだが、水やりは毎日しないようにしたいものだ。


コメント