沖縄県知事翁長氏 国連人権理で発言


新聞を読んで初めて見る言葉が気になった。

それは、「沖縄の先住民」という言葉だ。

沖縄生まれで高校卒業するまで、沖縄で育った私だが、「沖縄の先住民」という言葉は聞いたことがない。

非政府組織(NGO)が22日に発言した言葉にあったと書いてある。
「日本政府は沖縄の先住民の自己決定権を尊重すべきだ」と翁長知事に同調。

このNGOがどこなのかわからないが、

2015年7月24日に配信された、朝日新聞デジタルによると、国連と協議資格を持つNGOが発言資格を翁長知事に提供するとあった。
さらに読み進めると、先住民族の人権問題などに取り組んできた「市民外交センタ」(事務局・東京都)から、発言機会の確約を得たと。

そうか、それで納得した。

沖縄の自民党が翁長知事に国連での発言で「先住民族」という言葉を使わないでくれと申し出たとのニュースを読んだとき、何のことかわからなかったが、これで分かった。

沖縄はもともと琉球と云う、独立国であった。
薩摩が攻めてきて、先住民族である琉球の人々の人権を蹂躙し、属国にし、のち併合し、搾取した。
今、日本国の一部になっているが、今でも人権侵害は続いている。

と、でも言いたかったのだろうか。

さらに新聞を読み進めると

一方で移設賛成派にも発言機会が与えられ、沖縄県名護市の我那覇真子さんが、翁長氏の「人権侵害」発言について
「真実ではない。プロパガンダ(政治宣伝)を信じないでください」と呼びかけた。
沖縄生まれの我那覇さんは、沖縄が日本の他の地域と同様に人権が守られていると明言。
「沖縄が先住民の土地だと主張することで、沖縄を独立に導こうとする人たち、それを支持する中国こそが地域の平和と安定を脅かし、人権の脅威だ」と報告した。

我那覇さんの意見に私も賛同する。

沖縄独立という言葉で思い出した。
つい最近、ロシアがクリミア半島をへいごうしたことを。
住民投票で国の一部が外国の国になりたいと言って、賛成多数で可決。
それでウクライナから分かれて、ロシアの一部になった。
沖縄独立を目指す人たちは中国と結託して、住民投票に持っていきたいのか。
しかし、そもそも国の一部である自治体が住民投票でよその国なるとはどうも変だ。



話は変わるが
辺野古にある米軍施設のCamp Schwabに私は入ったことがある。
それは中学生の頃だったと記憶している。
学校から選ばれ、バスで名護から山を越えて太平洋側辺野古に行った。
Campで食べたアイスクリームが本当においしかった。今でもあの味は忘れられない。
帰りに、米軍の軍人さんが書いたメモの字の変なのも記憶に残っている。
アルファベットの大文字だけで書いたもので、その字も歪んでいるのが多かった。
当時の中学ではアルファベットの大文字小文字以外に筆記体の練習を多くさせられた。
英文の本、綺麗な筆記体で書かれた本も読んでいた私にとって軍人さんの書かれた字は意外だった。
ただ、アメリカの事情などを紹介するのを読んでいると、もう筆記体の授業はアメリカでは無いそうだ。
戦争当時から読み間違いを防ぐために大文字で書いたのだろう。

Go to Nago?

帰りの時刻になり、軍人さんに先導され、バスに乗り込んだ。

そのとき、バスの運転手さんに軍人さんが確認した言葉も今も耳に残っている。

Go to Nago?
名護行きですか


久しぶりに 名護に帰りたい 気持ちがつのった。




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