大きな問題になっていることがある。
VWディーゼルエンジン排気ガス不正問題だ。
米国での市場占有率があまりに低いので焦ったんでしょうか。
2015年9月25日金曜日の新聞読むと
米国の主要メーカー新車販売台数シェアが発表されていた。
順位 会社 2015.8 2014.8
1 GM 17.1 17.2
2 FORD 14.8 14.0
3 TOYOTA 14.2 15.5
4 FCA 12.8 12.5 クライスラーグループ
5 HONDA 9.9 10.5
6 NISSAN 8.5 8.5
7 HYUNDAI 4.6 4.4
8 KIA 3.7 3.4
9 SUBARU 3.3 3.2
10 VW 2.0 2.2
11 MERCEDES 1.9 1.8
12 MAZDA 1.9 2.0
13 BMW 1.8 1.7
この統計を見ると
米国グループ全体でのシェアは 44.7%
日本グループのシェアは 35.0%
それに比べVWブランドは2.0%である。
VWは欧州、中国では圧倒的なシェアを誇っているが、アメリカでは全く駄目だということが分かる。
数年前上海に旅行に行ったとき、市内の道路を走る車のVWマークの多いこと。
中国では約20%ほどのシェアがあるそうだ。
タイや台湾に旅行に行った時見た車はトヨタばっかりだったが・・。
米国人に排ガスをまき散らすとイメージされているディーゼルエンジン搭載車を売るために、不正にソフトを使用し、数値をゴマ化したことが、大学の研究班に分かってしまった。
米環境保護庁(EPA)の聞き取りに、最初は言い訳をしていたが、米国での販売をストップすると云われ、白状したそうだとニュース記事にあった。
米国で約40万台、日本円で約2兆円の罰金。
欧州では約300万台に近いらしい。
東京新聞の9月23日版では「全世界では約1100万台か」と見出しがあった。
そして、株価も約40%下落したそうだ。
会社存続の危機ともいえる状況。
不正はあきません。
日本でもつい最近、東芝問題がありました。
あの東芝でさえ、いま失った信用を取り戻すため必死で頑張ってます。
VWも包み隠さず、反省し、前向きに、全力を挙げて対処すれば、いずれ失った信用は回復するものと私は信じています。
VWさん頑張ってください。
それにしても、気になる、日本のディーゼルエンジンは大丈夫なのか。
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