約3年ぶりになるか、爆弾低気圧の恐るべき力を経験したのは。
仕事をしながら、体が持ち上げられそうな感じだった。
嵐の中での仕事はめったに経験できないから、それもまたいい経験だ。
しかし、頭の中は、畑の防虫ネットが飛ばされていないか、ささげはどうかと、心配をしていた。
自宅に戻り、すぐに畑に。
第2畑の防虫ネットは大丈夫だった。
三尺ささげの支柱は半壊。
大事なねぎの上に倒れていた。
第2畑の小屋前の入り口は蜘蛛がガードしていた。
あの強風の中でも、網は破れなかったのか。
それとも、修復したのか。
蜘蛛の生命力は侮れません。
第1畑の防虫ネットもすべて大丈夫だった。
第2畑に戻って、三尺ささげの支柱を直した。
それにしても、あっちこっちに蜘蛛の巣が多いこと。
畑を歩いていても、蜘蛛をみる。
よく、蜘蛛の子を散らすようにという表現があるが、その通りで、小さな蜘蛛が扇状に広がって去っていく。
最初に種を蒔いた、大根の畝は哀れなことになっていた。
小さな黒い虫が大根の葉を蝕んでいた。
もう、ほとんど丸坊主の大根もあった。
ダイコンサルハムシです。
≪タキイさんのホームページで確認。≫
大根の葉の表裏をよく見て、一つ一つ手でつぶしていった。
葉を強く動かすと、すぐ下に落ちて、もうわからなくなる。
慎重に動かすのを極端に少なくして、一畝全部の大根を見た。
大根は2種種を蒔いている。
和歌山大根と三太郎だ。
和歌山大根にはダイコンサルハムシはよくついて、ほとんど丸坊主にしていた。
三太郎は少しだけ穴が開いているだけだった。
あんな虫でも好き嫌いがあるのか。
ネットで調べると
アブラナ科の野菜が好きで、白菜が大好きらしい。
3番目ぐらいに大根があった。
第1畑の白菜やキャベツ、ブロッコリーなどには被害がない。
第2畑の大根だけ被害がある。
原因は大根の防虫ネットの裾を土を被せて、しっかりと覆わなかったことだろう。
洗濯ハサミで止めているだけでは、隙間だらけで、あんな小さな虫にとっては、どうぞ、入ってくださいと言っているみたいなもんだ。
明日も早めに畑に行き、もう一度しっかりと虫を捕まえ、防虫ネットの裾を土を被せて覆いたい。
コメント