本当に面白い。
こんな英語教材ははじめてだ。
全てが問題で、回答をし、間違ったときに、コメントが出て、何だそうだったんかと、納得する。
聞き、話し、見て、書き(入力)する、
昔から言う、そう、読み書きそろばん、そろばんは無いが、なんか、すべて詰まっている感じがする。
話す言葉を聞いて、英語で答えなさいと、云う問題がよく出る。
何度聞いても、何を言っているのかわからないことがある。
学校で習った発音とは違うのが多いからか。
私は水はヲーターと発していた、しかし、聞く音はワラー。
一度×点をもらい、次からはワラーと発音すると、○に。
こんな経験が何度もある。
書く問題が多いので、簡単なスペルをよく間違える。
uと書くべきのを、aと書いたり、自分の語学力のあまりの無さに、失望する。
しかし、またそれが面白い。
私は中学時代は少々英語は得意だった。
それが、高校に入ってから、特に高校3年の時、思い出したくも無い事態になった。
クラストップの英語のテスト点数と私の点数を足して、2で割ると、クラスの平均点が出た。
それくらい、私のテスト成績は悪かった。
しかし、大阪の某大学での授業、テストではオール合格点を頂いた。
今でもその時の副読本のことを思い出す。
大阪に出てきて、高校時代の英語の屈辱を何とか晴らしたいと、梅田の紀伊国屋書店で
なけなしの金をはたいて「リンガホン」の英会話教材を買った。
大学時代テープが擦り切れるほど聞いた。
しかし、効果なし。会話が出来ない。
あれから、40年以上たった。
高校時代の悔しい思い出を思い出すたびに、いろいろな教材に手を出した。
「Sidney Sheldon」 「Speed Leaning」本はいろいろ・・・
しかし、あまり上達はしなかった。
かわったのは、今年5月からだった。
フィリピンの方と職場で話すようになったことだ。
殆ど日本の言葉をわからない外国の方と話すのは大変だったがおもしろい。
次、何を話そうかと、自分で英語の文章を作り、記憶し、彼に話した。
通じると、楽しい。
そして、次何を話そうかと、また考える。そして、自分で文章を作る。
彼は8月にフィリピンに帰った。
今度会う時までに、もっと、よく話したいと思うようになった。
そこで、見つけたのが、Duolingo。
いい教材だ。
基礎から勉強できる。
全てがテストだから、自分の頭で考え、答えを出し、○だったら喜び、✖だったら悔しさで記憶に残る。
今までの私は、ただ聞くだけ、ただ読むだけだった。
自分の頭で考えることをしなかったんだろう。
70歳近くになって、こんなことを発見するなんて。
もっと早く、そのことを知っていたら、私の人生は変わっていたかも。
この年になって、今更、人生もあったものではない。
ただ、高校時代の、悔しさだけは、晴らしたいものだ。
最後の教材、「Duolingo」で。
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