15夜お月さん



迎えに来る車を待っていた。

坂道の先を見ると、大きなお月さんが。

スマホを取り出して、撮った。


鮮明度がもう一つだ。

これが限界なのか。

もっときれいに映るアプリがあるかもしれない。

それよりも、自分の愛用のニコンのコンデジで撮ったほうがいいのだろう。


頭の中に15夜お月やさんの歌が流れてきた。

私には悲しい歌にしか聞こえない。

貧農で子供を養うことが出来なかったのだろうという昔のイメージが今もある。

そして、車を待っている間にもう一つの疑問が湧いてきた。

何故15夜お月さんと言うのだろうと。

月の15日に満月になるからだろうか。

満月の事を15夜お月さんと言うのだろうか。

それとも、新月から15日たってから満月になるから、15夜お月さんと言うのだろうか。



太陽暦の今では、月の15日に満月になることはそうない。

今年の10月なんかは珍しいくらいだ。

自宅に戻り、今年暦の月の15日前後に満月になった月を調べてみた。

2016年9月
2016年10月
2016年11月
2016年12月

この4か月がそうらしい。

どうも、暦の月の15日ではないらしい事が分かった。

別のサイトを見ると

旧暦の8月15日前後の満月の夜の事を『15夜(満月)』と言うとあった。

また、別のサイトでは

新月から15日たって満月になるので 15夜 と 言うと。

昔は月の満ち欠けで暦を作っていた。
太陰暦だ。
月の満ち欠けが元だから、15夜は満月で、1日は新月で3日は三日月だったんだろう。
毎月送られてくる農業の雑誌タキイさんの『はなとやさい』には太陰暦が載っている。
農業をする人には太陰暦が作業の目安にしやすいから。

なにか、頭の中がしっくりこない。


時間があるときにしっかりと調べたいものだ。






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