なぜ侍はちょんまげだったのか


今読んでいる本は

2時間でおさらいできる 日本史

石黒拡親(いしぐろひろちか)著

発行所 大和書房



パラパラめくって見ていると、182ページに気になるのが載っていた。


≪ザンギリ頭をたたいてみれば、文明開化の音がする
右の狂歌は、侍がちょんまげをやめて、散切りカットに変えたことを歌っている。
もともとは、兜をかぶってもむれにくいように額を剃りあげていたのだが、すでにその必要性はなくなっていたから、今やちょんまげは古いものの象徴となり、逆にザンギリ頭は文明開化の象徴となったのだ。≫

そうか、侍の頭の髪の毛が剃りあがっていたのは兜をかぶる必要があり、兜をかぶると蒸れるから、髪の毛を剃りあげていたのか。

帽子をかぶると頭の中は今でも蒸れる。

まして、兜ならもっと蒸れただろう。

この頃はテレビでも時代劇はほとんどなくなったが、昔よく放送されていたときに見ると、額の上の髪を剃り上げて、頭のてっぺんで結んで、結び目の先を正面にもってきていたのを見たものだ。

切合いで負けた相手が髪を振り乱したその時の剃られた頭の白さと周りに振り乱す長い髪の印象が今でも強く思い出される。

話しは変わるが、

髪の毛は蒸れると、抜け落ちるのが早いと聞いたことがある。

戦いに明け暮れた戦国武将は剥げている人が多かったかも。

今も、ヘルメットを常にかぶって仕事をしなければいけない職場の方々は髪の毛が薄い人が多いそうだ。

ヘルメットだけでなく、帽子を被らなければいけない職場も・・。

私の頭の髪の毛が抜け落ちるのが早くなったのは

そのせいかもしれない。

本を読んでいると、いろいろなことが想像できて、本当に面白いく、楽しい。


帽子を被って早10年、

その間、私の長~い友達は一人去り二人去り、そして数千も去ってしまった。

つらいの~。





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