2019年の本屋大賞 瀬尾まいこ著 そして、バトンは渡された


2019年の本屋大賞受賞作品です。
今日4月26日読了した。
本当に感動した。
こんなにも愛された子供を私は今まで知らない。
私は二人の子供の親だ、その二人の子供にこの本の優子ちゃんにその親たちが与えた愛の数十分の一の愛の時間さえ持ちえたのか・・。
過去はもう取り戻せないが、これからでも遅くない。
深い愛情をもってもう40も超えた、大人の子供達を見守っていきたいと思った。

昨年の本屋大賞は
辻村深月著 かがみの孤城
時空を超えた物語だった。しかし主人公は不幸のふちにあった。
学友にいじめられる場面は《そして、バトン渡された》の比ではない。
しつこいいじめに本を読みながら怒りを覚えた。

2017年の本屋大賞は
恩田陸著の『蜜蜂と遠雷』
才能豊かな天才たちの出会い、本当に感動の小説だった。
読みながら何度も恩田陸さんの言葉のすばらしさに涙したものだ。

2016年の本屋大賞は
宮下奈都著 『羊と鋼の森』
この本は恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』と同様なピアノに関するもの。
演奏するのではなく、ピアノの調律をする方の物語だ。
この本を読みながら中学高校時代に自分の将来に対し真剣に向き合わずただ何となく生きてきたのを反省した。

本屋大賞の作品は皆本当に感動する。

百田尚樹さんも『海賊と呼ばれた男』で本屋大賞になった。
それを読んだときあまりにも読みやすさと表現力に感動し、それから百田さんの作品を30冊以上読み続けた。
ツイッターを見ると、『日本国紀』『日本国紀の副読本』の次は小説らしい。
どんな小説なのか今から楽しみだ。

本を読む時間は本当に至福の時間です。
書かれた著者方々に本当に感謝です。



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