読書 スタインベック 怒りの葡萄

 


今読んでいる本はスタインベックの怒りの葡萄(上)

怒りの葡萄を知るきっかけになったのは《1日1ページ、読むだけで身に着く世界の教養365》この本の92ページに86文学 ジョン・スタインベックがあり、そこにスタインベックの代表作《怒りの葡萄》があった。

すぐにネットで上下巻を注文した。

1939年の作品。

1939年といえば大東亜戦争の始まりの年だ。

1945年まで戦争は続いた。

私が生まれたのは1949年。

この本を読んでいると、戦争が終わり、誰もが生きることに必死だった、幼い自分の生活環境を思い出した。

今、312ページまで読み終えた。

オクラハマを出てたった数日でいろいろな苦しみに出会うが家族の協力と出会う人々の思いやりで乗り越えていっている。

特にママ・ジョード(おっかあ)の心の芯の強さが・・・

数年前に亡くなった母親の思い出と重なった。

次々と襲う苦労に諦めることなく立ち向かっていった母親を今振り返ると、もっともっと親孝行をすればよかったと後悔の念が胸を締め付ける。





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