私は小説を読むときには登場人物の相関図を毎回書いている。
以前は出てくる登場人物を箇条書きにしていたのだがそれだけでは後から理解することがわかりにくいことが分かった。
でも、この相関図をブログに載せるのは完全にネタをばらすことになる。
そして、命を削って書き上げた、作者の利益も失わせるかもしれない。
たとえ、私のブログが世の中にそんなに読まれないとしても
でも、読んだ証、生きた証として、最小限の読書感想を書きたい思いがある。
小説の始まりは、5歳から6歳になったばかりの、男の双子の兄弟が父親の理不尽な暴力にあっている場面から始まる。
なんか、冒頭から読むのが嫌になる。剣客商売や水戸黄門などの勧善懲悪のドラマが好きな72歳のじじーにとっては。
でも、伊坂幸太郎氏の本は何かある。
どんでん返しがある。
あー、そうだったんかと読み進めるうちに、感動の嵐が訪れるのは何度もあった。
今回も出だしは我慢して読む。
今日は深夜から小雨が降り続き、畑作業は出来ない。
読書三昧の日だ。
104ページ、先日までに読んでいた。
8時ごろから続きを読み始め、11時45分から途中英語学習アプリ『Duolingo』を109xp勉強し、12時30分から再度読み、午後2時10分340ページ、読了した。
本当に面白かった。
優我がファミレスで高杉と話している。
優我がここで話しているのが、ほとんどこの物語なのは後で気づいた。
あの、幼い優我と風我、そして、小学校、中学校、高校、大学と優我と風我の育った時間がそこで語られている。
出てくる、登場人物はすべてかかわりあってくる。
終盤の262ページから怒涛の最終章が幕を開ける。
すべてが明らかになる始まり。
なぜ、優我は語っているのか・・・
ここまでにしておきます。
いやー本当に面白かった。
皆様に読んでほしい小説の一つです。
伊坂幸太郎氏の本は一休みし、
明日からは
角田光代 著 《八日目の蝉》を読みます。
何故かというと、《出川哲朗さんの充電させてもらえませんか》の番組を見ていたら、出川哲朗さんが小豆島の24瞳映画村で《八日目の蝉》のポスターを見つけ、あまりの感動に泣きましたと言っていた。
先日購入した本の中に 角田光代氏の《八日目の蝉》があったなと本棚を見るとまだ読んでいない本を置いているところに見つけた。
角田光代氏の本は一つも私は読んでいない。
先入観なしに読もう。
この本を読んだのちは、
伊坂幸太郎氏の本《アヒルと鴨のコインロッカー》を読もう。
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