一気に読めた。
青山美智子先生のオーストラリアシリーズの一つだと思った。
いつものように青山美智子先生の小説の登場人物は意外なところでみんなつながっていくので今日も相関図をノートに書きながら読み進めた。
プロローグとエピローグが最後につながる。
人生はいろいろなつながりでなっているのだと、先生の小説を読むといつも感じる。
交換留学した女学生は現地の男性と出会い、いろいろな人生を歩んでいく。
留学の終わる最後の一週間ほど前に絵画のモデルになる。
この描かれた絵画が小説の中で殆どの人とつながってくる。
子供がいる家庭が幸せではないが、なにか一抹の寂しさを読みながら感じた。
でも、二人のこれからを本当に応援したい。
もっと、もっと幸せになってください。
〈私も50年連れ添ったバーさんをもっと大事にしよう〉
と心から改めて思った。
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