読書 読書感想:逢坂冬馬 著 《同志少女よ敵を撃て》 に 感動

 


午前6時40分から読み始めた。

昨日までに325ページ読んでいたので492ページ最後まで何とか今日中に読むぞと!机に向かった。

11時25分。492ページ読了した。

本当に面白かった。

今まで本屋大賞ノミネート作品を読み進めてきたが、《同志少女よ敵を撃て》が一番では。

町田そのこ著の《星を掬う》、米澤穂信著の《黒牢城》も、知念実希人著の《硝子の塔の殺人》も本当に面白かったが・・この《同志少女よ敵を撃て》には参った。

1942年2月7日。

ここから物語が始まる。

ドイツとソ連の戦争。

母はその日射殺された。

ドイツ軍に村を焼かれ、住民も殺された。

一人残された少女はドイツ兵に蹂躙される直前、赤軍が村に入ってきた。

ネタバレはしたくないので・・

でも、しゃべりたい、

助けられたロシア兵の女隊長に思い出の写真をすべて燃やされ、復讐を誓う。

母を射殺したドイツ兵の狙撃兵も絶対自分が殺すと誓う。

物語は紆余曲折、500ページ近い大作だが、決して退屈させない、ストーリーが構成され、自分が予想したのが覆されるどんでん返し。

作中のこの言葉になぜか、感動。

戦後をどう生きるべきか

  1. 誰か愛する人でも見つけろ
  2. それか趣味を持て

それが、戦後の狙撃兵だ。


エピローグも本当に良かった。

本屋大賞 獲るかも・・




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