読書 読書感想:西加奈子 著 《漁港の肉子ちゃん》

 


早朝6時30分から読み始めた。

8時10分に読書を終え、畑に向かった。

畑から午後1時35分に戻った。

午後1時55分から読書開始。

午後5時341ページ読了した。

38歳になる母親と11歳になる娘の物語。

肉子ちゃんは男運が悪く、普通の神経ならとうにこの世からおさらばしている。

しかし、ボロボロになりながらも底抜けの明るさで今を生き切っている。

本当にいい小説だ。

文庫版あとがきで 西加奈子先生が書いています⇒感動しました。

私たちは、いつか無くなります。この世界から、消えてゆきます。

でも、私たちの思いや、私たちが確かに「ここにいた」瞬間を残すことは、きっとできるのではないか。

アドラー心理学の岸見一郎先生の本でも

《今 ここ》を生きる という言葉が何度も出てきます。

本を読むということは立派な先生方が苦労して会得したものを、自分も共感し自分の生きる糧にできることが本当に嬉しい。


西加奈子先生の2022年の本屋大賞ノミネート作品《夜が明ける》を読み、感動した。

すぐに、ヤフーショッピングに西加奈子先生の本を24冊注文した。

私の判断は間違っていなかった。




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