読書 読書感想:井上和彦 著 《日本が感謝された日英同盟》

 


いい本でした。

本当に勉強になりました。

私は昭和24年の生まれで、戦争といえば大東亜戦争(太平洋戦争・第二次世界大戦)しか知らなかった。学校でも第一次世界大戦を習ったのだろうが、記憶には残っていない。

第一次世界大戦は英語ではWorld War 1(WW1)・Great War ということも初めて知った。

1914年7月28日から1918年11月11日までで(私が生まれる35年前)

7000万人以上の軍人(うちヨーロッパは6000万人)が参加し、戦闘員900万人以上と非戦闘員700万人以上が死亡した。

さらに4つの帝国が崩壊した。

  1. ドイツ帝国
  2. オーストリア=ハンガリー帝国
  3. オスマン帝国
  4. ロシア帝国

日本は連合国(協商国)として、主に地中海で作戦行動にあたった。

第二特務艦隊の佐藤皐蔵提督の書《至誠一貫》

私の好きな(名奉行遠山の金さん)の(お白洲)に掲げられている額だ。

意味も調べた。

《最後まで誠意を貫き通す。一つの方針や態度で最後まで貫き通す》

私もこうありたいものだ。佐藤皐蔵提督の100分の一でも・・


井上和彦先生の読みやすく臨場感あふれる文章で260ページもあっという間に読了した感がある。

付録のC・W・ニコルさんと井上和彦さんとの対談もよかった。

ニコルさんと日本との関係

日本ほどすごい国はなかなかない




コメント