昼からか、畑に行った。
今年初めての畑だ。
昨年畑に行った最後の日は12月22日。
あれからもう18日も経っている。
今日はどうしてもやりたい作業があった。
キャベツの除草と追肥だ。
キャベツの巻きが遅いし小さい。
これでは、キャベツを十分食べることが出来ない。
すぐにキャベツから作業を始めればいいのに、性格なのか、一番端のネギから始めた。
ネギの畝の除草と鶏糞の追肥、土寄せをやり、次は、タマネギの追肥に入った。
私が作業をしていると、暇な野鳥がまとわりついてくる。
上の画像では分かりにくいが、一輪車の腕に止まっている。
こいつだ。
ジュウビタキだと思う。
渡り鳥だ。我が家の狭い庭にもよくやってくる鳥だ。
鮮やかな黄金食の胸と腹。これはオス。メスは本当に目立たない、薄暗い色をしているからよく分かる。
私の作業する周りを、相手にしてほしいか、よく飛び、止まる。
たぶんだが、こいつは知っているのだろう。
人間が畑で作業をすると、土を耕すことが多い。
その時、ミミズが地上に出てくる場合が多い。
それを狙っているのだろう。
かしこい奴だ。
ミミズを掘ってやろうと思ったが、相手は野鳥だ。
人間が手を貸すと、ろくな事は無い。自然の中で生きていけなくなる。
人も同じだ。
かわいいわが子、孫と思い、何でも買い与えると、その子の人生を摘み取っていることになる。
人は欲しい、得たい、なりたい、何かしたい、このしたい希望が何でも他人から与えられると、生きるための原動力が失われるというのが私の持論。
今朝見たニュースを思い出した。
米国で富豪の父親が30過ぎの息子に銃で頭を撃ち抜かれ、亡くなったそうだ。
子供の自立を促す為に、援助金額を減額したのが、きっかけらしい。
恐ろしい事だ。
米国では親が金持ちでも、ある程度の年齢になると、子供はアルバイトをし、大学も自力でローンを組み、勉学をする人が多いと聞いたことがある。
銃で殺された、この親の教育ははたしてどうだったのか。
この親殺しの息子は親の金をあてにし、一生遊べると思ったのに、それを絶たれそうになったことに、腹を立てて、金の卵をうみ続けるだろう、親を、殺してしまった。
あさはかな事だ。
もう少し我慢すれば、親は亡くなり、その親の莫大な遺産が自分に入り、一生、自分の思い通り、遊べただろうに。
少しだけ、頭を働かせば、未来は自分に微笑んだだろうに。
そんなことを、頭にうかべながら、作業を続けた。
相方が植えたニンニクの畝の除草と追肥。
遅く種球を埋めたにもかかわらず、一人前の大きさに育ってきた。
植えてから、一度も追肥をしていない。
本来なら11月下旬に一回目の追肥をすべきだが、今回は何にもしなかった。
一月一寸遅れの追肥だ。
次の追肥は2月中旬にする。
一月後だ。
今日のやりたい作業のメイン、キャベツの追肥にかかった。
このキャベツも定植してから、一度も手入れしていない。
定植してから、寒冷紗をかけ、一度も寒冷紗を開けていなかった。
それが良かったのか、今シーズンは虫の被害が少ない。
例年葉っぱが網条になるくらい、虫に食われるのがあるが、今回は全くなし。
元肥えをしっかり与えて、定植し、その後、寒冷紗で覆い、そのままほっておくのも、いいのかと感じてきた。
今年の秋は前年の倍ぐらい、元肥えを与えて、試してみようと思う。
キャベツの手入れが終わった。
頼まれていた、収穫に取り掛かった。
白菜を持てるだけ収穫せよとのおおせだ。
6個収穫した。
重たい。
ダイコン1本。
ブロッコリー少々。
白菜に加えて収穫した。
リックサックに白菜をくくり付け、背負って、自宅に戻った。
畑作業は本当にいい。
明日も休みなので、第2畑の手入れをしたい。
4時半過ぎに風呂に入った。
暖かくなった身体が冷めないように、厚着をした。
電気代の節約でエアコンを年間ほとんどつけない、自室に入った。
唄三線をした。
右手の方に置いた、冷酒の入ったコップを一曲弾いては、取り、グビット飲んだ。
4曲弾いた頃に酔ってきた。
いいね。
ほろ酔いでの唄三線は。
極楽、極楽。
コメント
好きなことで身体を動かし、健康になる。
そして無農薬有機肥料の野菜が食べれる。